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KDDI、WiMAX対応スマートフォン「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」を発表。モバイルNFCサービスにも対応

KDDIは16日、都内で新商品発表会を開催し、サムスン電子製Android(アンドロイド)スマートフォン「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」を発表した。ISW11SCはKDDIにとって初となる「GALAXY」シリーズのスマートフォンだ。同社がサムスン電子製端末を取り扱うこと自体は初めてではないが、「GALAXY」シリーズのAndroidスマートフォンでは初めてになる。さらに、今回発表された端末は高速データ通信サービス「WiMAX」にも対応している。

ISW11SCは、WiMAXをサポートして高速なデータ通信ができる事に加え、ハイスペックな基本仕様が魅力だ。

OSはAndroid 2.3(開発コード「Gingerbread」)で、プロセッサは1.4GHzのデュアルコア、ディスプレイは約4.7インチのHD解像度を持つ有機EL「HD SUPER AMOLED」だ。具体的な数値では1280×720となる。GALAXYシリーズの従来機種では小さな文字などがやや読みにくいモデルもあったが、ISW11SCでは、画面が大型化されたことに加え、解像度が高くなったことで細かい表現が可能となり、単純な文字サイズによらず、文字の基本的な視認性が上がっている。

さらに、HD動画に対応した様々なコーデックを標準で搭載し、動画のスムースな再生も可能だ。

ネットワークはWiMAX、3GのほかWi-Fi(無線LAN)に対応し、Wi-Fiでは接続先の自由度が高い2.4GHzと5GHzのデュアルバンドをサポートする。

他にもタイトルに記載したように、近距離無線通信規格「NFC」(Near Field Communication)をサポートし、KDDIが月内にも提供開始するモバイルNFCサービス(詳細はこちら)に対応する第一弾端末でもある。NFCサービスでは電子マネーやクレジットなどの決済、クーポンやポイントなどのショップの会員制サービスなど、現在国内で「おサイフケータイ」のサービスとして展開されているものと同種のものに加え、対応端末同士でのデータのやり取りなど、様々な活用方法が検討・準備されている。

また、カメラは有効画素数約808万画素のメインカメラを背面に、約207万画素のサブカメラを前面に搭載する。

カラーラインナップはノーブルブラック1色の展開で、端末のサイズは約69×133×9.5mm、重さは約139g。

KDDIのサービスではEメール(~@ezweb.ne.jp)、SMS(Cメール)、緊急速報メール、デコレーションメール、グローバルパスポートなどにも対応する。

発売日は1月20日の予定。

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース

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