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NTTドコモ、iPhone/iPadの取り扱い開始に関する報道を否定

参考画像:iPhone 4S
NTTドコモは1日、同社が米Apple製スマートフォン「iPhone」とタブレット「iPad」の取り扱いを開始すると同日に一部メディアで報道された内容を否定した。同社は「現時点において『iPhone』及び『iPad』の取り扱いについて、当社がアップル社と基本合意したという事実はございません」と発表した。

また、同社は現時点において、iPhone及びiPadの取り扱いに関し、Appleと具体的な交渉をしている事実もない、と述べている。

話の発端は日経ビジネスが同日に報じた記事にあり、報道ではNTTドコモがAppleと次期iPhone、次期iPadの国内販売に関し、Appleと基本合意に至ったとされている。具体的なリリース計画として、来年夏をめどにiPadの次期モデルを、来年秋までにiPhoneの次期モデルをNTTドコモが発売する予定というもので、かつ両機種とも次世代通信規格「LTE」に対応するモデルとされている。すなわちNTTドコモの高速通信サービス「Xi(クロッシィ)」に対応するiPadとiPhoneということになる。

基本合意に至ったのは11月中旬にNTTドコモ幹部とAppleのCEO、ティム・クック氏が会談した際とされる。NTTドコモの山田隆持氏と辻村清行副社長が訪米し、Appleの本社で交渉し、基本合意に至ったということだ。

しかし、いずれにしてもiPadの次期モデル、iPhoneの次期モデルともに正式発表及び発売はまだ数ヶ月以上先のことと見られ、現時点で公式に認められることはあり得ない。NTTドコモが仮に交渉していたとしても、Appleによる正式発表前にその事実が認められることはないはずだ。

それだけにNTTドコモが否定のコメントを発表したことは当然の話であるが、その背景にはこのニュースに対する世間の関心の高さも伺える。

実際にNTTドコモから発売になるかどうかは不透明としても、来年の次期iPad、次期iPhoneの正式発表には例年以上に国内からの注目が集まることだろう。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース
GAPSIS/ドコモが来夏にiPad、来秋にiPhoneを発売か? 両機種ともXi(LTE)対応の新モデルへ、日経ビジネスが報じる
日経ビジネス

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