現在、市場に流通しているAndroid 4.0搭載端末は米Googleブランドの「Nexus」と韓国サムスン電子のブランド「Galaxy」の名を併せ持つスマートフォン「GALAXY NEXUS」のみだが、今後既存の端末へのOSバージョンアップの提供事例も増えることが見込まれる。さらに、4.0を搭載した新製品の登場も予想されるだけに、Flash PlayerのAndroid 4.0サポートの早期対応が望まれていた。
Adobe Systemsは、モバイルブラウザ向けのFlash Playerの開発を終了することをすでに表明済みだが、少なくともAndroid 4.0への対応は年内に実施すると明らかにしていた。ただし、Androidの次期メジャーバージョンがリリースされた際に、Flash Player及びFlashコンテンツの利用がどうなるのかはまだ分からない。
少なくともAdobe Systemsは開発を終了するため、Android 5.0などでの動作においてFlash Playerに手を入れる必要が出てくるのであれば、Android 5.0搭載スマートフォンなどでは公式にはFlash Playerを利用できなくなるかもしれない。
しかし、当面はFlashコンテンツの利用において困ることはないだろう。
また、Adobe Systemsはデスクトップ向けのFlash Playerの開発は継続する意向を示している。
【情報元、参考リンク】
Android Market/Flash Player
