米Motorola、「Droid 3」を正式発表。米Verizon Wirelessが7日より販売開始

GAPSIS編集部 2011年7月8日

米端末メーカーMotorola Mobilityと米通信事業者Verizon Wirelessは現地時間7日、“Droid”ブランドの最新スマートフォン「The Droid 3 by Motorola」を発表した。Verizon Wirelessの“Droid”シリーズは米LucasArtsから商標の許諾を受けて展開しているもので、初代モデルはMotorolaからリリースされた。現在の“Droid”シリーズはMotorola以外のメーカーからも製品が投入されている。

今回両社が発表したDroid 3は、Motorola Droid、Motorola Droid 2の後継機種にあたる、Motorola製では三代目のDroidになる。発売日は7日で、Verizon Wirelessのオンラインストアで販売開始となっている。価格は2年契約を締結した場合で199.99ドル。

筐体のコンセプトは初代モデルから一貫して変わっておらず、スライド式の物理キーボードを搭載する。QWERTYキーボード搭載スマートフォンとしては非常にオーソドックスな端末。

OSはAndroid 2.3（開発コード「Gingerbread」）で、UIはMotorola独自のものを採用。ディスプレイサイズは4.0インチで、解像度はQHD（960×540）。プロセッサはデュアルコア 1GHz駆動のものが採用され、非常に快適な動作性能が期待される。対応ネットワークはCDMA2000（800/1900MHz）、WCDMA（2100MHz）、GSM（850/900/1800/1900MHz）、Wi-FiはIEEE802.11b/g/n準拠、Bluetoothは2.1+EDRをサポートとなっている。

カメラは背面に8メガピクセルのものを備え、1080pのフルHD動画の撮影に対応する。LEDフラッシュは2つのLEDを搭載するデュアルタイプ。VGAクラスのサブカメラも前面に備える。

外部のAV機器との連携としてHDMI出力（1080pでの出力に対応）やDLNA機能も装備するため、Droid 3で撮影したフルHD動画なども大画面で存分に楽しむことができる。

搭載される内蔵バッテリーの容量は1,540mAh。