ASUS、キーボードドック付きAndroid 3.0タブレット「Eee Pad Transformer TF101」を国内で6月25日に発売へ

GAPSIS編集部 2011年6月13日

ASUS Japan（アスース・ジャパン）は10日、Android（アンドロイド） 3.0を搭載したタブレット「Eee Pad Transformer TF101（イーパッド・トランスフォーマー）」を国内で6月25日に販売開始することを発表した。価格は59,800円。Eee Pad Transformer TF101は、一般的なタブレット製品とは違い、キーボードドックが標準で付属する。キーボードドックありきの製品であり、キーボードドックを接続した状態でノートPCライクに使うことも、そのまま折りたたむことも可能。

対応するネットワークはWi-Fiのみで、携帯電話回線はサポートしない。Wi-FiはIEEE802.11b/g/nを、Bluetoothは2.1+EDRをサポートする。販売開始時の搭載OSはAndroid 3.0だが、将来的にAndroid 3.1へのアップデートが検討されている。ディスプレイは10.1インチ、解像度1280×800のIPS液晶で、プロセッサはNVIDIA Tegra 2 デュアルコア 1GHz。内蔵メモリは1GBで、ストレージ容量は32GBといったハードウェア構成だ。

キーボードドックにはマルチタッチに対応したタッチパッドを搭載し、別途内蔵バッテリーも備えている。さらにはSD/SDHCカードスロットと、2つのUSB端子も用意されている。

また、タブレット本体側には背面に5メガピクセル、前面に1.2メガピクセルのカメラを搭載し、HDMI mini端子を持つ。本体のサイズは約271×177×12.98mmで、重さは約680g。キーボードドックを接続した状態では約271×185×28mm、重さは約1.3kg。バッテリーの駆動時間はタブレット本体のみでは約9.5時間、キーボードドック接続時は約16時間。

なお、前述したAndroid 3.1へのアップデートは準備が整い次第提供される見込み。