Androidニュース&アプリ情報メディア

サムスン電子、8.6mm厚で595gの10.1インチAndroid 3.0タブレット、新型「GALAXY Tab 10.1」を発表。バッテリーは6800mAh

韓国サムスン電子は現地時間22日、米フロリダ州オーランドで開催されている無線技術見本市「International CTIA WIRELESS 2011」においてプレスカンファレンスを開催し、Androidタブレット「GALAXY Tab」ファミリーの新モデル2機種を発表した。1つは8.9インチのAndroidタブレット「GALAXY Tab 8.9」で、もう1つは10.1インチの「GALAXY Tab 10.1」の新型。GALAXY Tab 10.1は2月にスペインで発表したモデルとは異なる新しいバージョンになり、今夏リリース予定。


GALAXY Tab 8.9についてはこちらの記事で紹介しているので、本記事ではGALAXY Tab 10.1の新型を取り上げていきたい。

まず、混乱を招きかねないため、2月に同社が発表したGALAXY Tab 10.1とは違うモデルであることを改めて記したい。サムスン電子は昨年、7インチの初代GALAXY Tabをリリースした後、今年に入ってから10.1インチのディスプレイを持つ機種を発表した。今回お披露目されたモデルは同じ10.1インチサイズながら、別物となる。最大の変化は筐体で、同日に発表されたGALAXY Tab 8.9と同様の設計デザインが採用されている。そのため、端末の厚さは僅か8.6mmだ。重さも約595gと若干だが軽い。

発売時期は先に述べたように今夏の予定で、Wi-FiモデルとWi-Fi+3Gモデルがラインナップされる。また、内蔵ストレージも16GB、32GB、64GBから選択可能。価格はWi-Fiの16GBモデルが499ドル、同32GBモデルが599ドル。なお、2月に発表された旧モデルは4月発売予定。

端末の基本的特徴はGALAXY Tab 8.9と同じで、主な違いはディスプレイサイズといっていいだろう。

ディスプレイは10.1インチのTFT液晶で、解像度は1,280×800。OSはAndroid 3.0(開発コード「Honeycomb」)で、UIはサムスン電子独自の「TouchWiz UX」。「Live Panel」「Mini Apps Tray」、「Social Hub」「Music Hub」「Readers Hub」などのアプリケーション、機能が載る点も同様。CPUはデュアルコア1GHz。筐体サイズは256.6×172.6×8.6mmで、重さは約595g。バッテリー容量は6,800mAh。


カメラは背面に3メガピクセルのメインカメラ、前面に2メガピクセルのインカメラを装備する。Bluetoothは2.1+EDR、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n、センサー類はジャイロスコープ、加速度センサー、デジタルコンパス、照度センサーを装備。外部メモリとしてmicroSDカードスロットを備え、最大32GBのカードに対応。

3Gモデルの対応ネットワークはEDGE/GPRS(850/900/1800/1900MHz)、W-CDMA(850/900/1900/2100MHz)、HSPA+(21Mbps)。

下はEngadgetによるハンズオン動画。8.9インチモデルも含まれる。


【情報元、参考リンク】
Samsung/Galaxy Tab 8.9&10.1
Engadget/Samsung Galaxy Tab 8.9 and new Galaxy Tab 10.1 hands-on: thinner than the iPad 2, dual-core power, TouchWiz 4.0

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件