そして、App Inventorの最大の特長はJavaなどのプログラミング知識を必要としない点。もちろん作成できるアプリは直接コードを書いて作るものに比べて自由度も低く、簡易的なものしかできない。それでも作り方や用途によっては面白いアプリが出来上がるはずだ。
開発の進め方は基本的に必要なオブジェクトを配置・設定することを繰り返していくだけ。オブジェクトはパレット内に機能別に多数用意されている。例えばベーシック、メディア、アニメーション、ソーシャルなどのカテゴリに分けられ、それぞれ細かく存在している。ベーシックにはボタン、キャンバス、チェックボックスなどの基本的なUIに使える素材がある。
また、サウンドファイルを再生させるなどの処理も、マウスを使って設定を進めるだけでいい。
App Inventorで作成するアプリは端末の各機能や情報へのアクセスも可能なので、例えばGPS機能を利用したものも作れる。その他、TwitterなどAPIが公開されているソーシャル・サービスなどと連携したものを作り上げることも可能だ。
アイデア次第で様々なアプリを作成できる可能性を秘めているので、非常に面白いツールといえる。
App Inventorを利用するには公式サイトにアクセスして必要な手順を踏めばいい。公式サイトのページ右側にスタートボタンが表示されているので、そこから開始できる。
【情報元、参考リンク】
App Inventor公式サイト
Android Central/App Inventor now open to everyone