Androidニュース&アプリ情報メディア

KDDI、Android端末向けに有料アプリを電話料金と合算して支払える「auかんたん決済を」1日よりスタート

KDDIは8月31日、auのAndroidスマートフォンで利用できるアプリケーションを集めたマーケット「au one Market」において「auかんたん決済」を使って有料アプリを購入できる機能及び「au one Marketセキュアアプリ検証」サービスの提供を9月1日から開始すると発表した。

対象機種はシャープ製端末の「IS01」。auかんたん決済の利用には特別な契約申込みは必要ない。8月24日に配信されたIS01用のケータイアップデートと、9月1日から別途実施される「au one Market」のバージョンアップを適用すればいい。また、KDDIはauかんたん決済の開始にあたり、「ワンコインキャンペーン」を9月2日から実施する。これは期間限定で一部のアプリが特別価格の100円で提供される、というものだ。

今回発表されたau one Marketの機能拡張を改めて個別に説明したい。

まず、auかんたん決済は、KDDIが有料アプリの料金を毎月のau電話料金と合算して請求することができるようになる、というもの。一般にAndroidの有料アプリはGoogleの決済サービス「Google Checkout」にクレジットカードを登録し、カードを使って支払う仕組みになっている。その為、有料アプリ購入には壁があるわけだが、携帯電話料金と合算して徴収されるシステムが導入されればその壁をある程度取り払うことができる。

とはいえ、あくまでもau one Market上のアプリに限った話。Android Market上の有料アプリの支払いに関してはauかんたん決済は利用できない。

次に「au one Marketセキュアアプリ検証」だが、これは一般ユーザー向けの話ではなく、コンテンツプロバイダ向けのサービス。KDDIがアプリの安全性を検証するサービスだ。検証に合格したアプリはau one Market上で「セキュアアプリ」と表記されるので、ユーザーも安心してアプリをダウンロードすることができる。

また、ワンコインキャンペーンの対象アプリは毎月5タイトルピックアップされる。キャンペーン期間は9月2日から11月30日までの約3ヶ月間なので、予定では計15タイトルが100円で提供される。9月度のキャンペーン・タイトルは以下の通り。
  • 上海:600円→100円
  • デ辞蔵(学研 漢字字典:230円→100円、近現代文学事典:450円→100円)
  • ぷよぷよフィーバーTOUCH:600円→100円
  • ボンバーマン道場:450円→100円
  • マジカルドロップTouch:350円→100円
【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース
KDDI/au one Market機能拡張詳細説明

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件