世界初のAndroidケータイ「G1」の後継機種「T-Mobile G2」発表

GAPSIS編集部 2010年9月10日

米通信事業者T-Mobileは8日、Androidスマートフォンの新機種「T-Mobile G2」を発表した。G2は世界初のAndroidスマートフォン「T-Mobile G1」の後継機種であり、QWERTYキーボードを搭載する。ハードウェア仕様は特別ハイスペックというわけではないが、Qualcomm MSM7230 800MHzのプロセッサ、4GBの内蔵メモリ、3.7インチのディスプレイ、5メガピクセルのカメラ、とまずまずのクラス。720pのHD動画撮影も可能だ。

また、HSPA+ネットワークに対応する点が大きな特徴。そして、もう一つのピックアップ・ポイントはGoogle Voice、Voice Actionsがビルトインされる点。OSのバージョンはAndroid 2.2。具体的な発売日は未発表。しかし、米大手家電量販店Best Buyでの予約は10日から始まり、発売日は10月6日とされている。価格は2年契約を結ぶ条件で199.99ドル。

端末に搭載される物理キーボードは一般的なスライド式ではなく、一風変わった形態をとる。HTC独自の「Z-Hinge」と呼ばれる機構で、ディスプレイ側が若干せり上がる形。

下はEngadgetが紹介した端末の写真。