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Acer、7インチモデルに加え、5インチと10インチのAndroid 3.0(Gingerbread)搭載タブレットを開発中か?

台湾Acerは5月27日に7インチのAndroidタブレットの試作機を披露しているが、このモデルに加えて5インチと10インチの端末も開発している可能性があるようだ。10インチ版に関する噂は7月の時点でも報道されたことがあり、今回で大きな話題として取り上げられるのは2度目になる。5インチ版は初出。

いずれにしても7インチ版は当初から年内リリースを目標とされていたため、順調に行けば近いうちに正式発表される見込み。また、この端末は日本エイサーが日本での発売を検討しているので、国内で入手できるようになる可能性もある。その点からも注目を集めている端末だ。

7インチモデルは5月の初お披露目時に試作機が用意されており、QWERTYキーボードが搭載されていた。当初はOSにAndroid 2.2(Froyo)を搭載する予定と見られていた。ところが、ここに来て全モデルともAndroid 3.0(Gingerbread)になる可能性が噂されている。ただし、現時点では確証はないので早合点すべきではないだろう。

なお、Acerのタブレットは無線LANだけでなく、3Gにも対応する予定。国内の通信事業者から販売される可能性も期待されている。特にNTTドコモは早くから秋・冬モデルではタブレット端末を投入する予定と公言しているので、ドコモから販売されるのではないか、と見る向きもある。しかし、この件についても憶測に過ぎない。ドコモが扱う端末が他社製品になる可能性は十分以上にある。

その上、年内リリースの計画自体、微妙なところかもしれない。Android 2.2搭載であれば問題ないと考えられるが、搭載OSがAndroid 3.0(Gingerbread)になると話は変わってくる。そもそもGingerbreadは現時点ではGoogleから詳細が明かされておらず、いつリリースされるのかも不透明。秋という噂もあるが、正式な話ではなく信用しきることはできない。

結局、今のところは全て噂レベルに過ぎないが、ディスプレイサイズ違いで3つのモデルが用意されるのであれば、その点は嬉しい話だ。ともかく続報を待ちたい。

【情報元、参考リンク】
Phandroid/Acer Launching Android 3.0 Tablets in 5, 7, and 10-inch Form Factors
GAPSIS/国内展開も期待されるAcerのAndroidタブレットは7インチ版に加えて10インチ版も開発中か?

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