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フレキシブル・ディスプレイを採用し、ケータイ・ノートPC・タブレットの3モードに可変するコンセプト・デザイン

SlashGear、The Design Blogは9日、台湾のデザイナー Hank Chen氏が作成した携帯電話端末のコンセプト・デザイン「Flex Display Phone」を紹介した。Chen氏が作り上げたコンセプト・デザインのキーになっているのはフレキシブル・ディスプレイ。その表現通り柔軟性を持つ、折り曲げられるディスプレイだ。

ただし、Chen氏のモデルでは完全にフリーに曲げられる設計は採られていない。正方形に近い形状のディスプレイの中央部でのみ曲げられるようにしている。そしてディスプレイは端末を「コ」の字状に覆うように設置され、本体下部側の部分はスライド式で引き出し/収納できる。この構造によりディスプレイは3つのモードに変化させられる。

モード変化は上の写真からもわかるはずだ。

1番左がディスプレイを収納し、完全に折り畳んだ状態だ。

左から2番目がノートPCモード。3番目が半タブレットモード、4番目がフルタブレットモードという感じだろうか。ディスプレイを閉じた状態ではこのような変化を見せる端末にはとても見えない。このデザイン・コンセプトではディスプレイの厚みが若干あるため、太った印象を与えているが、仮に超薄型のフレキシブル・ディスプレイが採用できればとてもクールな端末になるかもしれない。さらに、本体とディスプレイが簡単に着脱できればタブレットは凸凹なしの完全なストレート状態になるので使いやすい。

いずれにしても、将来はフレキシブル・ディスプレイを使った何らかのモデルが実際に出てくるだろう。その時を楽しみに待ちたい。



【情報元、参考リンク】
The Design Blog/Flex Display Phone alters its size to work in three different modes
SlashGear/Flex Display Phone Concept Features 5-Inch Sliding Screen

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