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HTC、2010年の携帯電話端末の出荷台数が2,000万に迫る。出荷台数で台湾No.1へ

1997年に創業した台湾の携帯電話端末メーカーHTCの躍進が続いている。特に今年はGoogleブランドのAndroidスマートフォン「Nexus One」の設計を手がけたことでブランド認知度がこれまで以上に高まった。さらには「HTC Desire」「HTC Droid Incredible」「HTC EVO 4G」と、世界的に注目を集めた商品を次々に投入。今ではAndroidスマートフォン市場ではリーダー的存在感まで確保しつつある。

そのHTCの今年の端末出荷台数が2,000万台に迫りつつあることが、EMSOne.comの報道によって明らかになっている。同サイトはHTCが出荷台数ベースでは台湾のNo.1企業に躍り出る可能性が高いと指摘している。

台湾の端末メーカーでは受託製造大手の華冠通信(Arima Communications)が出荷台数を伸ばしてきたが、HTCが上回る可能性が出てきた。実現すれば台湾の携帯電話業界では史上初めてブランドメーカーが受託メーカーの出荷台数を超えることになるのだという。正に記念すべき一年になりそうだ。

出荷台数の予想順位はトップにHTC、2番手にArima、3番手に華宝通信(Compal Communications)が続くと考えられている模様。CompalはArimaに受託メーカーとしての出荷台数を抜かれてしまう見込み。

HTCは数多くのWindows Mobile端末も手がけているが、最近はAndroid端末でより大きな注目を集める機会が増えている。今後もAndroidの躍進と共にHTCへの関心は高まっていくだろう。

国内でも「HTC Desire」に続く端末が投入されることを期待したい。


【情報元、参考リンク】
EMSOne.com/【携帯】 HTC、携帯電話出荷量で台湾最大手に

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