同社はプレスリリースの中で「Crowdroid for Business」について次のように紹介している。
「『Crowdroid for Business』は『Crowdsourcing』と『Android』を組み合わせた造語で、Twitterをはじめとしたマイクロブログを利用するようにAndroid端末やPCから”ほう・れん・そう”を手軽且つリアルタイムに行なえ、社内における知と情報の共有を手軽に、迅速に且つセキュアに実現でき、営業支援ツールやグループウェアなどを導入したものの活用されていない、またリアルタイム性が考慮されていない、などに悩む企業管理者の方々に最適なシステムです」
特徴は次の通り(リリースより原文ママ)。
- 社内リアルタイム情報共有をセキュアに実現
- 管理者は個々人のつぶやき報告、部門毎のつぶやき報告を統計データで確認可能
- つぶやき/タイムラインのお手軽翻訳機能を搭載しているので、様々な国のスタッフが混在する企業でもスムースな情報共有が可能。
- グループウェア、SFA/CRM、eLearningシステムなど既存システムとの連携カスタマイズ対応も可能
Crowdroid for Businessを導入するには下記サーバライセンス料金が必要。
- 基本ライセンス:25,000人民元(=338、000円)/1 OS
- 追加ライセンス:15,000人民元(=208,000円)/1 OS
なお、ここからが一般ユーザー向けの話になるが、CrowdroidのAndroidクライアントアプリはTwitter機能が搭載されているため、Twitterクライアントとして利用することもできる。そこで同社はβテスターを広く募集している。関心のある方はぜひ協力して欲しい、ということだ。現状はBeta Version Release 1が公開されており、20日頃を目処にBeta Version Release 2がリリースされる予定。その後8月2日を目標に正式版が提供開始になる見込みだ。クライアントアプリの価格は無料。
アプリのダウンロード先は下記リンク。
http://www.anhuioss.com/download.html
初期設定がやや複雑なのでインストール時には「簡易マニュアル」をご覧になることをオススメする。また、正式版はAndroid Matketに登録される予定だが、β版は野良アプリ(Market外のアプリ)になるので端末の設定を若干変更する必要がある。ホーム画面でメニューキーを押して「設定/アプリケーション」と進み、「提供元不明のアプリ」のチェックをオンにする。あとはダウンロードすればインストールへと手順を進めることができる。私自身実際に試してみたが、現状はまさにテスト版といったところ。しかし、テスターからのあらゆる情報が貴重なので、関心のある方はご協力願いたいということだ。正式版では現在存在する不具合も基本的に修正されるだろう。
Crowdroidに関する情報はTwitterの下記アカウントから配信される。
http://twitter.com/AnhuiOSS
情報のフィードバックは上記アカウントに「@」でツイートするか、ハッシュタグ「#crowdroid」を付記してツイートして欲しいとのことだ。もしくは下記メールアドレスへ。長文の場合はメールの方が無難だろう。
crowdroid@anhuioss.com
なお、βテストは何らかの不具合が生じる可能性を否定できないため、各自の責任の上で行って頂きたい。不明点のある方は上記Twitterアカウントへ問い合わせてみることをオススメする。
【情報元、参考リンク】
Anhui OSS/プレスリリース
Crowdroidダウンロード先