【一条真人的Androidライフ】第96回:活性化していく低通信速度戦争の行方

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「ターボ機能」によって、通信速度の低速化、低コスト化を実現したUQコミュニケーションズの格安SIMサービス「UQ mobile」のプランをこの連載でも紹介しことがある(こちらの記事参照)。UQ mobileの「ぴったりプラン」では、au系以外からのMNPであれば、2年契約の場合、端末代金込みで月額1,980円(※2年目からは月額2,980円。MNP以外の場合は最初から月額2,980円)というリーズナブルなもので、一部で注目されているようだ。

<▲図:ZenFone Goはドコモ、au、どちらのSIMにも対応>

しかし、弱点は選べる端末が少ないこと。やはり、端末がナイスでなければ現代ではツライ。なにしろ、2年もの間、相棒として使うのであれば、納得できる端末を使いたいのは当然だろう。

そんな「ぴったりプラン」だが、最近、新しく魅力的な端末が登場してきた。

それがASUSの「ZenFone Go」だ。この端末は数あるSIMフリー端末の中でも、日本での売り上げ1位を記録したこともあるほどのベストセラー端末で、ASUSらしい高い完成度をから多くの人にお勧めすることができる。今、UQ mobileで「ぴったりプラン」を契約したいのであれば、ZenFone Goはかなりのおすすめ端末だと言えるだろう。ちなみに、ZenFone Goは「au VoLTE」に対応しているので、クリアな音声で通話することができる(※編集部注:ZenFone Goは2016年8月8日以降に順次配信されている最新アップデートによってau VoLTE)に対応しました。それに合わせてUQ mobileでの取扱いも始まりました)。

ちなみに、冒頭で紹介した「ターボ機能」というのは、オンにしていると高速通信できるが、オフだと最大300kbpsに速度が制限されるという機能。オンだと料金プランに定められたデータ量を消費する一方で、オフだとデータ量は消費しない。要はオフにしているとデータ量を節約できるわけだ。そして通信会社としては普段オフにしているユーザーが増えれば、それだけ回線に余裕ができ、コストも下げられるという、両者にとってメリットのある仕組みとなっている。

<▲図:ツタヤのスマホ「TONE」>

一方で、こうした低通信速度のジャンルで先行するトーンモバイルの「TONE」(「ツタヤのスマホ」と言われるサービスのスマホ)は、最近、ソフトウェアがバージョンアップした。今回のバージョンアップによって、バッテリーの駆動時間は150~200%向上したと公称しているのだが、使ってみると確かに公称程度に伸びているのが凄い。

これによって、バッテリーの消耗が激しい「ポケモンGO」を遊ぶときにはかなりアドバンテージがある。

ちなみに通信に関して、TONEの通常通信はLTEでダウンロード最大500~600kbpsと、UQ mobileの「ターボ機能」オフ時の300kbpsよりも速い。ポケモンGOも通常の通信モードのままで遊べるので、普通は高速データ量の追加なしに遊ぶことができる。とはいえ、ポケモンGOを遊ぶ程度では、UQ mobileのターボ機能がオフの状態でも実用的には大差ないかもしれない。

<▲図:通常時でも最大500-600kbpsで通信できるTONE。
「チケット」というのはより速い速度で通信したいときに購入する高速データ量のこと>

実用的な低速度通信によって通信コストを下げるという新しい視点による新しいスマホの戦いは、戦闘力の高い端末の投入によって、だんだん熱くなってきたようだ。

【参考リンク】
TSUTAYAのスマホ 「TONE」
UQ mobile


記事執筆者プロフィール
一条真人
ITジャーナリスト
Twitter:@ichijomasahjito、Facebook:masahito.ichijo
ブログ:一条真人メモ

クラウドサービスからスマートデバイス、デジタルAVまで、デジタル関連のアイテムが大好き。「ハッカー」(日本文芸社)、「PCプラスワン」(笠倉出版)などパソコン雑誌の編集長を経て、小説なども出版して現在にいたっています。PC、IT関連の本は50冊以上書かせてもらいました。スマートフォンは初代Xperia(あまりに美しいデザイン!)、iPhoneなど数機種使っています。

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