課金要素は設けられておらず、利用料金は無料。広告表示はあるが、ユーザー登録なども不要で無料で利用できるので、手軽に試すことができる。グローバルで200万ダウンロードを突破している。
機能はシンプルで、端末内のゴミファイル等の不要データを削除し、ウィルススキャンを行い、さらにメモリを開放し、指定アプリをより快適に動かしてくれる。ウィルスバスターのトレンドマイクロ製ということもあり、ウィルスチェック機能も搭載されているので、ウィルスチェッカーとしての利用も可能だ。
使い方は簡単で、起動後、「+」ボタンをタップし、ブースト起動したいアプリを追加する(自動追加された場合は手動追加しなくていい)。あとはDr.Booster経由でそのアプリを起動すれば、メモリを開放し、できるだけ軽快にアプリを動かせるようになる。
ホーム画面に「ゲームフォルダ」を作成できるので、そのフォルダから起動するようにすればいい。注意したいのは、ゲームフォルダからの起動もしくはDr.Boosterアプリを起動してからの起動しかブースターが効かないことだ。逆にブースターをかけずにそのまま起動したい場合は、アプリのショートカットアイコンを通常通りタップすればいい。それによって動作を比較することもできる。
Dr. Boosterアプリ内のアイコンからかゲームフォルダから起動すればブーストされる。
「ゲームフォルダ」という名前はついているが、このDr.Boosterはゲームアプリだけを対象としているわけではなく、HuluやNetflix、Facebook、LINEなど、様々なアプリに対応しているので、普段動きが重いな、と感じるアプリがあれば追加しておけばいい。
左はHuluをDr.Boosterから起動したところ。右はウィルススキャンのメッセージ。
気になるのはその効果だが、実はまだよくわからない。1週間程度の期間使ってはみたものの、今回試した機種「HTC Desire EYE」はもともと結構快適なパフォーマンスで、ゲームアプリなどもそれほど問題なく動かしてくれる。それだけにいまいちよくわからなかった。本来はもう少しスペックの低い動作の重い機種や、スペックが高くてもインストールしたアプリの数が多くて重い機種で試すべきだったかもしれない。もうしばらくの間いくつかの機種で試してから改めて加筆修正するつもりだ。
ただ、無料なのでとりあえず入れておいても悪くないように思う。重いアプリがあった時に使ってみればいいだろうし、ウィルススキャンや不要データの削除などもしてくれるので、バックグラウンドで頻繁に動く多機能なセキュリティアプリを入れるよりは手軽かもしれない。
アプリは下記のリンクからダウンロードできる。
【情報元、参考リンク】
・「Dr. Booster」公式サイト
・Google Play/「Dr. Booster」