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ドコモ、「PRADA phone L-02D」を26日に発売と発表。端末表面のロゴ表記は「PRADA」のみという徹底したコダワリ

NTTドコモは23日、世界的ブランドである「PRADA(プラダ)」とのコラボレーション端末であるAndroid(アンドロイド)スマートフォン「PRADA phone by LG L-02D」を26日に全国で一斉発売すると発表した。事前に告知されていた発売予定日からの変更は特になく、26日に販売開始されることになった。


ドコモショップではすでに事前予約の受付も実施しているので、早期入手を望んでいる方には予約がオススメだ。

PRADA phoneは端末の外観デザイン、UI、化粧箱などのデザイン面にプラダの魅力を投入し、ハードウェアにはLGエレクトロニクスの技術が活きている。落ち着いた、シンプルで質の高いデザインは万人向けで飽きにくいものとなっている。化粧箱も、一見すると携帯電話端末が入っているとは気づかないオシャレなデザインだ。この辺りは発売日以降にお届け予定のレビュー記事を参照してほしい。

端末のカラーはクラシカルなブラックで、背面にはプラダオリジナルのサフィアーノレザーのパターンを採用する。背面側面は曲面になっており、手に持ち易くなっている。ボディの厚さは僅か8.9mmと薄い。


UIに関しては、主な点は主要アプリ向けに用意された白と黒を基調としたホーム画面アイコンだ。これらが予めプリセットされている(上図参照。電話アイコンなど)。上図からわかるように、PRADA phoneならではのデザインテイストを体験できる。

ただし、実は一点厄介なことがある。プリインストールされた全てのアプリに対してこの専用アイコンが用意されているわけではないことだ。「dメニュー」や「dマーケット」などはカラーの標準アイコンとなる。そして当然ながら後から追加する一般のアプリにおいても、PRADA UIのアイコンはない。白黒ベースのアイコンが並ぶホーム画面に、普通のカラーアイコンが現れると、せっかくの統一感が台無しだろう。

しかし、この問題もある程度回避できる。PRADA UIのアイコンは数多く用意されているので、ユーザーが好みに応じて追加アプリのアイコンをPRADA UIのアイコンに変えてしまえばいいだけだ。変更作業はカンタンにできる。変えたいアイコンを長押しすれば、アイコン選択画面を表示でき、手軽に設定変更可能だ。例えば、ユーザーが後から「twicca」などのTwitterクライアントを入れたときでも、PRADA UIのTwitterアイコンに変えれば、ホーム画面のバランスは保たれる。このような対策もある程度可能なので、PRADAデザインの統一感を限りなく保つこともできるだろう。

ハードウェア仕様については、CPUは米Texas Instruments製のデュアルコアOMAP4430、ディスプレイは4.3インチ、解像度480×800のIPS液晶、カメラは有効画素数約810万画素となっている。おサイフケータイ、ワンセグに対応する点も嬉しい。さらに、時期は未定だがAndroid 4.0へのアップデートの予定もある。

なお、デザインに関するこだわりから、PRADA phoneのボディ表面には「PRADA」のロゴしか描かれていない。ドコモのロゴも、機種名もおサイフケータイのマークもカメラの有効画素数も表記されていない。おサイフケータイのマークに関しては、背面のどの位置にチップが搭載されているのかの目安として、出荷時に背面に貼り付けられている透明シート上にその説明書きがプリントされている。

いずれにしても、背面と前面に「PRADA」のロゴがそれぞれ1か所ずつとなっている。

端末のサイズは約128×69×8.9mm、重さは約138g、バッテリー容量は1500mAhだ。

なお、ファーストインプレッションやレビュー記事は後日公開予定だ。ファーストインプレッションはできれば発売日前に公開予定。

【情報元、参考リンク】
ドコモ/プレスリリース

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