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HTC、自社ブランド名での中国市場進出とAndroid 2.2搭載新製品「HTC Tianyi」を発表

台湾の携帯電話端末メーカーHTCは現地時間27日、中国市場における端末ブランド名を自社ブランドの「HTC」に統一することを発表した。これまで同社は中国市場においては子会社である「Dopod」のブランド名で製品をリリースしていた。今後は「HTC」の名で展開される。また、同社は中国市場に新たに4つのスマートフォンを投入することも明らかにした。「HTC Desire」「HTC Wildfire」「HTC Tianxi」「HTC Tianyi」だ。「HTC Tianxi」を除く3機種はAndroid搭載端末で、全てAndroid 2.2(Froyo)が載せられる。加えて、「HTC Tianyi」については新製品になる。

同社のブランド認知度はこの1、2年で急激に高まっており、今後は中国市場においても「HTC」の名をアピールしていく。

そして、世界的なブランド認知度向上の立役者となったAndroidを搭載したスマートフォンを投入する戦略も、それを後押しするだろう。特にハイスペック端末である「HTC Desire」の存在は大きい。「HTC Desire」は中国市場でも高いセールス記録を叩き出す可能性がある。また、新製品である「HTC Tianyi」の存在も気になる。

これら4機種の提携通信事業者は2社に分けられる。「HTC Desire」と「HTC Wildfire」は中国聯合(China Unicom)、「HTC Tianxi」と「HTC Tianyi」が中国移動(China Mobile)の担当になる。ちなみに「Tianxi」はWindows Mobileを搭載したスマートフォンだ。これらの端末の発売時期は9月前後の予定。価格は未定。

写真は左から「HTC Tianyi」「HTC Tianxi」「HTC Desire」「HTC Wildfire」。

【情報元、参考リンク】
HTC/プレスリリース
Android/OPhone雑記/中国大陸でもHTCブランドに統一 初期展開4機種も同時発表

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