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| <▲画像:「Nothing Phone (3a) Lite」> | 
そして低価格のエントリーモデルながらミドルレンジモデル並みのスペックを持っていることが大きな魅力であり、デザインもNothing Phoneシリーズならではのシースルーデザインが踏襲されている。パッと見でエントリーモデルとは分からないほどスタイリッシュに感じる。
ボディはタフな強化ガラス「Panda Glass」とアルミニウムなどで構成し、堅牢さと美しさを実現している。
日本での販売価格は本記事執筆時点では未発表だが、欧州では249ユーロからとなる。
まず、Nothing Phone (3a) Liteのディスプレイは約6.77インチ、2,392 x 1,080ピクセル、リフレッシュレートが最大120Hzの有機ELで、タッチ検出のサンプリングレートは最大1000Hz。ある意味ありがたい点として、ディスプレイの保護フィルムが最初から貼付済みとなっている。
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| <▲画像:「Nothing Phone (3a) Lite」のカラーバリエーションは2色> | 
そしてCPUはMediaTek製の「Dimensity 7300」、メモリは8GB、ストレージは128GB、もしくは256GBで、外部ストレージとしてmicroSDカードにも対応し、最大2TBまでのカードを利用できる。OSはAndroid 15ベースの「Nothing OS 3.5」で、もちろん普通のAndroidスマホと同じく「Google Play」を利用できる。
Nothingは昨今の他メーカーと同様OSのアップデートサポートも充実していて、Nothing Phone (3a) Liteでも3年間のOSアップデートと、6年間のセキュリティアップデートを提供予定となっている。
バッテリー容量は5,000mAhで、充電は最大33Wに対応する。また、スマホとしては比較的大容量のバッテリーを搭載しているだけあり、モバイルバッテリー機能も利用できる。すなわちNothing Phone (3a) Liteを利用して他の機器への給電ができる。最大で5Wでの出力が可能だ。
モバイル通信は5Gまでサポートする。
本体サイズは約164 x 78 x 8.3mmで、重さは約199g。
なお、ミドルエンド以上の機種で採用されている特殊なインターフェース「Glyph Interface」はそのままでは搭載されず、簡易版となる「Glyph Light」を背面の右下に搭載している。これはLEDインジケーターで、通知があったら光るなど、ちょっとした便利要素。とはいえ十分便利だろう。
カメラはリアにトリプルカメラ、フロントにシングルカメラを採用する。リアカメラは50MPのメインカメラと8MPの超広角カメラ、2MPのマクロカメラで構成する。メインカメラ側には光学式手ブレ補正、電子式手ブレ補正が搭載されている。
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| <▲画像:「Nothing Phone (3a) Lite」のリアカメラ> | 
Nothing Phone (3)シリーズにはNothing Phone (3)、Nothing Phone (3a)があるが、スペック上は今回発表されたNothing Phone (3a) Liteで十分というユーザーも多いと思う。しかも、エントリーモデルながらデザインで妥協する必要もないとなれば尚更だろう。
あとは日本市場での発売日や取扱い事業者、価格が発表されるのを待ちたい。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
