![]() |
<▲画像:「Xiaomi 15T Pro」グローバルモデルの内容物> |
Xiaomi 15Tシリーズは日本でもシャオミ・ジャパンが26日に発表予定で、もちろん発売予定となっている。他にも幾つかの製品が日本市場に投入される見込みで、それらの詳細は26日10時から始まる発表会で明らかにされる予定だ。
さて、それではXiaomi 15TとXiaomi 15T Proの概要を見ていきたい。
Xiaomi 15TとXiaomi 15T Proのディスプレイはどちらも6.83インチ、解像度も同じ2,772 x 1,280ドットで、パネルは有機ELだ。しかし、リフレッシュレートはXiaomi 15Tが最大120Hzなのに対してXiaomi 15T Proは144Hzと若干上。
![]() |
<▲画像:「Xiaomi 15T」と「Xiaomi 15T Pro」> |
同じように各要素でXiaomi 15T Proの方が若干スペックが良い。チップセットはXiaomi 15TがMediaTek Dimensity 8400-Ultra、Xiaomi 15T ProがDimensity 9400+、メモリはどちらも12GBで、ストレージは256GB、512GBが用意され、Proのみ1TBモデルがある。
Wi-FiはXiaomi 15TがWi-Fi 6Eまでなのに対してXiaomi 15T ProではWi-Fi 7にまで対応する。
ただ、通信関係では一つ大きな注意点がある。
それは「FeliCa」(おサイフケータイ)についてで、Xiaomi 15TはFeliCa非対応だが、Xiaomi 15T ProではFelica対応となっている。これは日本市場への投入時にそのまま「おサイフケータイ」への対応可否に繋がるので、「おサイフケータイ」対応機を望むならXiaomi 15T Proになるだろう。
SIMカード対応はnanoSIMとeSIMの両対応。
そしてカメラだが、フロントについてはどちらも約3,200万画素のシングルカメラだが、リアカメラは少し異なる。
どちらのリアカメラも「ライカトリプルカメラ」という大枠は共通しているが、名称自体違うし、細かく見ると構成要素が違う。システム全体でのレンズ名称はXiaomi 15Tが「LEICA VARIO-SUMMILUX 1:1.7-2.2/15-46 ASPH」で、Xiaomi 15T Proでは「LEICA VARIO-SUMMILUX 1:1.62-3.0/15-115 ASPH」だ。特にズームをよく使う方の場合は、後者の方が良いことは分かるだろう。
倍率で言えばXiaomi 15Tの望遠カメラは2倍だが、Xiaomi 15T Proでは5倍だ。
また、そもそもリアカメラは3眼構成で、広角が約5,000万画素、望遠が約5,000万画素、超広角が約1,200万画素といったようにレンズタイプとCMOSセンサーの有効画素数だけなら同じだが、前述したようにレンズなど構成要素の細かな仕様は違うし、機能も違う。その筆頭が光学式手ブレ補正で、両機種とも広角カメラにはついているが、望遠カメラはXiaomi 15T Proのみ光学式手ブレ補正を搭載している。
バッテリー容量はどちらも5,500mAhだが、対応する急速充電の出力はXiaomi 15Tが最大67Wなのに対して、Xiaomi 15T Proでは最大90Wだ。
![]() |
<▲画像:「Xiaomi 15T Pro」> |
本体サイズはXiaomi 15Tが163.2 x 78 x 7.5mmで、Xiaomi 15T Proは162.7 x 77.9 x 7.96mmと微妙に違うし、重さも同様。Xiaomi 15Tは194g、Xiaomi 15T Proは210gだ。
両機種ともグローバルでは9月26日発売予定で、シャオミ・ジャパンの事前公表情報を見る限り、日本でも同じだろう。
なお、日本で実際に発売される際、メモリ/ストレージ容量の組み合わせやカラーバリエーションについてはどのモデルが投入されるのかはまだ分からないし、価格、販売チャネルも同様だ。しかし、過去の例にならえば、販売チャネルはXiaomi公式サイト、Amazonなどの通販や量販店では取り扱われるだろうし、格安SIMについてもIIJmioやイオンモバイルなどの大手では恐らく販売するだろう。
いずれにしても26日に全て明らかにされ、同日中に発売されるだろう。日本向けの詳細発表が待ち遠しい。