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<▲写真:「ASTRO’s PLAYROOM」のタイトル画面。著作権表記の文字のシャープさから解像度の高さが伝わると思う> |
オススメなのはAndroid 12以降のOSを搭載するAndroidタブレットにBluetooth接続で「DualSense」を繋げて遊ぶ方法と、スマホにUSB接続タイプのコントローラーを装着して遊ぶ方法です。
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<▲写真:「モンスターハンターワイルズ」も非常にシャープな画質でプレイできる> |
どちらの場合においても通信回線速度が十分であれば、解像度は1080p(フルHD)でプレイできるため、文字も十分シャープですし、快適にプレイできます。
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<写真:スマホでのPS5リモートプレイの画質は非常に美しい。画面が小さい分、密度が高く、とても精細> |
コントローラーについては、勿論最もプレイしやすいのはDualSenseですが、Bluetooth接続にはAndroid 12以降のOSが必須です。そのため古いタブレットの場合は非対応の可能性があるので注意して下さい。
また、スマホでも勿論Android 12以降であればBluetooth接続でDualSenseを使えますが、スマホ自体をスタンドなどで立てかける必要があります。そうなると、目とスマホ画面間の距離が空いてしまい、見にくいと思います。タブレットの場合は画面が大きいので問題ないと思います。
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<▲写真:モンハンワイルズのUIは文字サイズが比較的小さいものの、表示がシャープなので問題なく視認できる> |
そこで登場するのがコントローラーです。スマホを挟み込んで使うタイプのコントローラーは複数メーカーから販売されているので、基本的にはどれを選んでもプレイの支障はないと思いますが、先日レビューした「Backbone One(第2世代)」の「PlayStation Edition」であれば、PlayStation公式ライセンス商品ということもあり、デザインも「まさにプレステ」という感じです。Backbone OneのAmazonでの製品ページはこちらです。
Backbone One自体の詳細はそちらのレビュー記事を参照してください。
Backbone Oneを使ってのPS5のリモートプレイの感じは下に掲載したレビュー動画でも分かると思います。「モンスターハンターワイルズ」のクエスト1つ分のプレイを収録しています。その下の動画はBackbone自体のレビュー動画です。
いずれにしろ、スマホをコントローラーに装着できれば「Nintendo Switch」シリーズのような感覚で扱えるので、顔に近づけてのプレイも十分に可能となります。これなら6インチ台のディスプレイでも問題なく文字を読めると思います。
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<▲写真:「PS Remote Play」アプリの設定画面例> |
PS4の頃はリモートプレイをしていてもPS5ではやっていないという方の場合、解像度が720pまでだと勘違いしている可能性もあると思います。ですが、前述したようにPS5の場合は回線品質さえ問題なければ1080pでプレイできるので、仮にコントローラーが無かったとしても試しに「PS Remote Play」アプリをダウンロードしてプレイしてみることをオススメします。
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<▲写真:「PS Remote Play」アプリでの解像度の設定画面> |
さすがに画面表示されるバーチャルパッドのみでPS5のゲームをプレイするのは困難ですが、クオリティは十分にチェックできます。
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<▲写真:スマホでのリモートプレイの場合、「タッチパッド」の操作については画面内バーチャルパッドでの操作となる> |
なお、DualSenseをタブレットやスマホとBluetooth接続で使う際、ペアリングを行うことになりますが、再びPS5で使うときには、面倒ですがペアリングの再設定が必要になります。実はこれがあまりにも面倒で、私は結局、タブレットでのPS5のリモートプレイ用に、DualSenseをもう一台追加購入しています。一方、USBでの有線接続であればPS5本体とペアリング済みのDualSenseを使っても、再ペアリングを行う必要はないので、一台のDualSenseで本体プレイとリモートプレイを使い分けるときにはリモートプレイをUSB優先接続で行うのも悪くないと思います。
また、実はChromebookでも近年の製品だと内部的にAndroidのバージョンは12を超えているので、本来であればDualSenseのBluetooth接続ができるはずなのですが、私は手元にあるHPとLenovoのChromebookでは正常操作できていません。一応Bluetooth接続もボタン操作もできてはいるのですが、不安定な上ボタンのマッピングが不正確で、結局使えていません。機種による可能性も十分考えられますが、いずれにしてもChromebookでのDualSenseの使用については試してみないと分からない、という状況にあると思うので注意してください。