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Xperia 10 IVのSIMフリーモデルが3月10日発売!

ソニーは2日、5G対応ミッドレンジのAndroidスマートフォン「Xperia 10 IV」(エクスペリア テン マークフォー)のSIMフリーモデル(型番:「XQ-CC44」)を10日に発売すると発表した。加えて、2日より予約受付を順次開始している。

Xperia 10 IV
<▲画像:「Xperia 10 IV」>

ソニーのネット直販サイト「ソニーストア」、ソニー直営店、一部の家電量販店や通販サイトなどで取り扱う。

カラーバリエーションはブラック、ホワイトの2色。Xperia 10 IVは昨夏、通信キャリア、格安SIM各社から発売になっていて、一部キャリアではミント、ラベンダーといったカラーが用意されたが、今回のSIMフリーモデルは2色のみ。また、通信キャリア向けモデルではFMラジオに対応しているが、SIMフリーモデルでは非対応。それ以外は基本的には同等スペックだ。

Xperia 10 IVは名称通り、「Xperia 10」シリーズの最新モデル。Xperiaの近年モデルのラインナップでは、「Xperia 1」シリーズがハイエンド、「Xperia 5」シリーズがサイズ違いのハイエンド、そしてXperia 10シリーズが普及価格帯のミッドレンジモデル、「Xperia 10 Lite」シリーズがエントリーモデルといった区分。他にカメラに特化した「Xperia PRO」シリーズなどもある。

それらの中でXperia 10シリーズはパフォーマンスと価格のバランスに優れ、手に取りやすい製品。

今回改めてSIMフリーモデルが量販店、通販サイトなどから登場するXperia 10 IVも旧機種同様、魅力的なミッドレンジ機となっている。

まずはサイズだが、ディスプレイは21:9のアスペクト比の約6.0インチ、フルHD+の有機EL トリルミナスディスプレイ for mobile。Xperia 1 IVが6.5インチ、Xperia 5 IVが6.1インチなので、この3つの中では最もコンパクト。なお旧機種のXperia 10 IIIのディスプレイと比べると通常環境下での使用時の明るさが約1.5倍向上している。

ただ、Xperia 5 IVとのサイズ差については僅かで、Xperia 10 IVは約67 x 153 x 8.3mm、Xperia 5 IVは約67 x 156 x 8.2mmと、ほぼ同じ。

CPUはQualcomm製の「Snapdragon 695 5G」で、メモリは6GB、ストレージは128GB。Snapdragon 695は昨年以降のミドルクラスのスマートフォンが揃って採用するチップ。Snapdragon 695は優れたCPUで、この性能で十分だと考えるユーザーが大半ではないかと思う。それは昨年夏の初登場から約半年が経過した今でも変わっていないと思う。

6GBのメモリも必要十分。ストレージに関しては最大1TBまで対応するmicroSDカードスロットも搭載する。

バッテリー容量は5,000mAhと大容量ながら本体の重さは約161gに抑えている。

Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠で、Bluetoothは5.1。

SIMカードはnanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応する。モバイル通信はGSM、3G、4G、5G対応で、周波数帯/バンドへの対応状況は下記の通り。

  • 5G:n3, n28 , n77, n78, n79
  • 4G:Band 1, 3, 4, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 38, 41, 42
  • 3G:Band 1, 4, 5
  • GSM:850MHz/900MHz/1.8GHz/1.9GHz

有線イヤホン/ヘッドホンのユーザーには嬉しい3.5mmオーディオ端子(4極)も搭載し、「おサイフケータイ」や防水・防塵にも対応。

オーディオを楽しむならXperia
<▲画像:オーディオを楽しむならXperia>

オーディオ機能/性能はXperiaの非常に大きな魅力の一つで、Xperia 10 IVでもハイレゾ及びハイレゾワイヤレス対応。さらに「360 Reality Audio」やステレオ音源を立体的にする「360 Reality Audio Upmix」も搭載する。

カメラは、フロントに約800万画素、F値2.0のレンズのカメラを、リアにトリプルレンズカメラを搭載する。リアのトリプルカメラは約800万画素、F値2.2、焦点距離16mmの超広角カメラと、約1,200万画素、F値1.8、27mmの広角カメラ、約800万画素、F値2.2、54mmの望遠カメラの構成。

「Xperia 10 IV」のリアカメラはトリプルレンズカメラ
<▲画像:「Xperia 10 IV」のリアカメラはトリプルレンズカメラ>

リアのトリプルレンズカメラでは、手軽に綺麗に撮影できる「プレミアムおまかせオート」機能はもちろん、広角カメラでは光学式手ブレ補正を利用でき、ブレの少ない撮影が可能。

なお、Xperia 10 IV自体は、通信キャリアの他、「IIJmio」や「OCN モバイル ONE」などでも販売されているので、購入の際の選択肢は非常に豊富だ。格安での購入ならIIJmio、OCN モバイル ONEなど格安SIMとなるだろう。3月4日時点ではIIJmioでキャンペーンによって24,800円~、OCN モバイル ONEでは31,900円~。


情報元、参考リンク
ソニー/Xperia 10 IV(XQ-C44)製品ページ
Amazon/Xperia 10 IV(XQ-C44)製品ページ
IIJmio公式サイト
「OCN モバイル ONE」公式サイト

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