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アマゾンが第11世代の新型「Kindle」「Kindleキッズモデル」を発売!高解像度化、小型軽量化、ストレージ増量など!

アマゾン・ジャパンは13日、電子書籍リーダー端末「Kindle(キンドル)」シリーズの最新モデル2機種を発表すると共に予約販売を開始した。新たに登場するのは第11世代となる新型の「Kindle」と「Kindleキッズモデル」で、ディスプレイサイズは第10世代モデルと同じ6インチながら、解像度が167ppiから300ppiになり、高精細化された。

新しい「Kindle」と「Kindleキッズモデル」が登場
<▲画像:新しい「Kindle」と「Kindleキッズモデル」が登場>

解像度は「Kindle Paperwhite」と同じになるので、新世代ではスペック面でベーシックモデルの魅力が増したと言える。ストレージ容量も8GBから16GBに増量されている。

出荷開始日は10月12日になる予定で、価格(税込、以下同)は下記の通り、広告ありモデルと広告なしモデルとで異なる。


「Kindleキッズモデル」は付属カバー違いで3種類用意されているが価格は同じ。

新型Kindleキッズモデルの3種類のカバーバリエーション
<▲画像:新型Kindleキッズモデルの3種類のカバーバリエーション>

Kindleには複数のラインナップが用意されているが、今回新たに登場するのはベーシックモデルと、それをベースにしたキッズモデル。

前述したようにディスプレイサイズは変わらないが、解像度が167ppiから300ppiになることで、精細さが大幅に増す。コミック内の小さな文字だろうと見やすくなるだろうし、明らかな前進だ。

解像度が300ppiになったことで旧世代モデルよりも精細に
<▲画像:解像度が300ppiになったことで旧世代モデルよりも精細に>

さらにボディも若干小型軽量化された。

小型軽量化によって旧世代モデルよりも持ちやすくなった
<▲画像:小型軽量化によって旧世代モデルよりも持ちやすくなった>

ディスプレイサイズそのままでボディはコンパクトになった。第10世代のボディは約160 x 113 x 8.7mm、174gだが、第11世代では約157.8 x 108.6 x 8.0mm、158gになる。幅も高さも厚さも全て少し小さくなり、重さも16g軽い。160gや170g前後の製品における16gの差は間違いなく体感できるので、長時間の読書における手/腕への負担は大きく軽減されるだろう。

第11世代のKindleのボディサイズ
<▲画像:第11世代のKindleのボディサイズ>

加えて、ストレージ容量が8GBから16GBになり、充電端子はUSB micro-BからUSB Type-Cに変更されたので、スマートフォンなどに使っているUSB-ACアダプター/ケーブルをそのまま使いまわせて利便性が向上するはずだ。

価格は前述の通り、広告ありモデルで10,980円、広告なしモデルで12,980円なので、後者とKindle Paperwhiteの広告ありモデルを比較すると2,000円の差しかない。それでいてKindle Paperwhiteは6.8インチ、より多いフロントライト、そして防水対応になるので、両者で比較検討して悩む可能性もある。ただし、ストレージは第11世代のベーシックKindleの方が16GBと、2倍だ。

なお、同じベーシックKindleの新旧で価格比較をすると、第10世代は広告ありモデルが8,980円。第11世代はスペックが向上したものの高額にはなっている。とはいえ、旧世代と比べて、Kindle Paperwhiteを選ぶ理由は減ったので、Kindle Paperwhiteを止めてベーシックKindleを選ぶ場合にはコストパフォーマンスは良いと言えるだろう。一方、とにかく低コストでKindleを購入したいという場合には以前よりも敷居が上がった。

  

情報元、参考リンク
Amazon/【New】Kindle 広告ありモデル製品ページ
Amazon/【New】Kindle 広告なしモデル製品ページ
Amazon/【New】Kindleキッズモデル製品ページ

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