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Yaber、DLPプロジェクター「Aurora S」を日本で発売!12月2日まではセールと割引コード併用で約3万円引き!

Yaber(ヤバー)は11月、DLP方式のプロジェクター「Aurora S(オーロラ エス)」を日本市場で発売した。最大輝度1,800 ANSIルーメン、投影解像度1,920 x 1,080ドット、3D対応(3Dメガネ同梱)、スマートフォンの画面のWi-Fiでのミラーリング表示機能(Android/iOS対応)、Bluetoothスピーカーモード搭載などが特徴。

<▲図:「Yaber Aurora S」のプレス画像>

標準価格は99,800円(税込、以下同)だが、現在はAmazon.co.jpで実施中の「ブラックフライデーセール」によって12月2日(木)まではプライム会員なら19,960円引きとなっている。さらに、同社は10,000円引きの「プロモーションコード」を公開中だ。このコードはプライム会員でなくとも誰でも利用可能で、前述の19,960円引きクーポンと併用できる。そのため、最大で29,960円割引で購入できるお得なタイミングとなっている。プロモーションコードについては後述する。

Amazon.co.jp/Yaber Aurora S製品ページ

なお、Yaber Aurora Sは現在編集部にて実機を試す機会を頂いているので、後日詳細レビューをお届けする予定だ。詳細はレビュー記事を待って欲しいが、実機を触ってから初めて気付いた点を本記事にも記しておきたい。というのも、Yaberは2016年創業の新興の中国メーカーということもあってか、日本語の説明に誤字があるなど誤解を招きかねない表現が見受けられるからだ。購入検討の際の参考になれば幸いだ。

また、Yaber Aurora Sは日本の各種認証を取得しているので、その点を心配する必要はない。同梱されるマニュアルも日本語化されている。前述したように日本語に若干変な箇所はあるが、理解困難な部分はなさそうだった。


Yaber Aurora Sについて

Yaber Aurora Sの基本仕様と機能

Yaber Aurora Sは、現在の同社のプロジェクター製品の中では最もハイスペック/ハイエンドの商品。同社のプロジェクターは2020年時点でグローバルでの販売台数が100万台を突破しているが、ラインナップの中心はエントリー/ミドルスペックのプロジェクター。今回のAurora Sは初のDLP方式のプロジェクターであり、高価格帯の製品となる。

<▲図:「Yaber Aurora S」の特徴を記したプレス画像。右上の「3G+32G」はメモリが3GB、ストレージが32GBの意味>

最大の特徴はDLP方式という点。解像度はフルHD(1,920 x 1,080ドット)で、HDR 10対応。投写スクリーンサイズは実用範囲で最大300インチとされている。もちろん投写距離が長ければ、その分、大きくはなる。最小投写距離は1m、推奨投写距離は1~3m、最大輝度は1,800ANSIルーメン。オートフォーカス機能を搭載し、垂直及び台形補正機能も搭載する。定格消費電力は120W、スピーカー出力は5Wで、駆動時の騒音レベルは28dB未満とされている。

<▲図:「Yaber Aurora S」の本体と付属3Dメガネのプレス画像>

本体サイズは約20.3 x 20.3 x 15.4cmで、重さは約2.15kg。

入出力端子は、HDMI入力、USB 2.0端子(2つ)、3.5mmオーディオ端子、有線LANポート。ボタンは全く無い。非常にシンプルなデザインとなっている。電源はリモコンの電源ボタンを押すか、Yaber Aurora S本体のレンズカバーを開く(下げる)と入る仕様だ。

パッケージにはYaber Aurora S本体の他、ACアダプター、HDMIケーブル、リモコン、3Dメガネ等が付属し、さらには本体や付属品を収納できる専用のキャリングバッグも同梱される(下に掲載した実機の写真を参照)。

<▲写真:「Yaber Aurora S」の本体と付属品を収納できるキャリングバッグ>

<▲写真:左は「Yaber Aurora S」本体。右は、ACアダプター等の付属品を収納するインナーバッグ。本体とインナーバッグは縦に重ねて、上の写真の大きなキャリングバッグに収納可能となっている>

<▲写真:付属品を納められるインナーバッグを開いたところ。ACアダプタ、HDMIケーブル、リモコン、3Dメガネ、マニュアル等が綺麗に入るピッタリサイズのバッグ>


映像入力はHDMIの他、Wi-Fiでスマートフォンの映像のミラーリングが可能となっている。また、USBメモリ等に入れた写真/音楽/動画コンテンツなどはスマホやPCを使わずともYaber Aurora S単独での表示が可能となっている。

Yaber Aurora S本体及びプリインストールされているメディアプレイヤーアプリで扱えるデータ形式/拡張子は下記の通り。

  • 画像ファイル:jpg(jpeg)、png、bmp
  • オーディオファイル:mp3、ape、aac、flac、ogg、wav、wma、mid、dts、m4a
  • 動画ファイル:avi、mp4、mkv、flv、mov、mpeg1、mpeg2、h.264、xvid、gaac、dd、dd+、mpeg 2 hd、mpeg 4、mpeg4 hd、mpeg4 sd、mvc、flv、hevc、vc1、vp8、vp9

公式の商品説明には「スマートAndroidプロジェクター」との文言があるため、一見「Android TV」搭載プロジェクターだと勘違いしそうになるが、実際は異なるという点には注意して欲しい。ベースOSはAndroidに見えるが、Android TVプロジェクターではなく、Google Playは使えない。オーソドックスなDLPプロジェクターだと捉えた方がいいだろう。マニュアルにはアプリを追加インストールできるような記載もあるが、試用した今の時点ではよく分からない。

しかし、デフォルトの状態でもスマートプロジェクターらしい機能として、スマートフォンのWi-FiミラーリングとBluetoothスピーカーモードは利用できる。

Yaber Aurora Sの投写距離とスクリーンサイズの関係は下記の通り。

  • 1.0m : 40インチ
  • 1.5m : 60インチ
  • 2.0m : 80インチ
  • 2.5m : 100インチ
  • 3.0m : 120インチ
  • 3.5m : 140インチ
  • 4.0m : 160インチ
  • 4.5m : 180インチ
  • 5.0m : 200インチ

プロジェクターの設置スタイルは「フロント」「フロント・上下反転」「リア」「リア・上下左右反転」の4タイプから選択できる。大抵の家庭での使用スタイルはフロントかフロント・上下反転(天吊りの場合)だと思う。

天吊り設置は可能だが、別途固定用の器具が必要。底面に4つあるゴム足がネジ止めタイプで取り外し可能で、このネジ穴に天吊り金具を取り付けるようになっている。なお、ネジの中心間距離は実測で約14cm。

<▲写真:「Aurora S」の底面にあるゴム足はネジ止め。手で簡単に外せるようになっていて、この4つのネジを天吊り金具の固定用に使える>

また、3D対応に関しても誤解しかねない部分があるので記しておきたい。

Yaber Aurora SはDLP-Link方式の3Dに対応しているため、もちろん3D立体視は可能。DLP-Link 3D対応の3Dメガネも1個同梱されている。おそらく市販の他社製のDLP-Link 3Dメガネも使えるはずだ(未確認)。

しかし、3Dブルーレイに対応していないので、3Dブルーレイを再生/投影しても3Dモードでの視聴ができない。3Dモード自体はサイド・バイ・サイドとトップ・アンド・ボトムの切り替えが可能だ。YouTubeなどで3D動画を探して視聴する分には問題ないだろう。

試しに「PlayStation 3」と「Xbox One S」で「キャプテン・マーベル」の3Dブルーレイを再生したところ、2D状態での再生(上下に分かれての表示)はもちろん問題なくできたが、3D切り替えを行った瞬間に映像が消えてしまい、いくら待っても何度試しても視聴可能な状態にはならなかった。そのため、3Dブルーレイ目的の方は注意して欲しい。

付属の3Dメガネに関しては少なくとも筆者のメガネの場合は、メガネ・オン・メガネでの使用は可能なサイズ/形状だった。

まだ使用時間が少なく、スマホのミラーリングなども試していないが、DLPプロジェクターとしての能力は全く問題なく、明るく美麗な表示ができていると思う。

筆者はエプソンの「EH-TW400」「EH-TW5200」、XGIMIの「Mogo Pro+」を所有しているが、後日公開予定のレビュー記事ではそれらとの比較にも言及したい。据え置き型プロジェクターの新しいモデルを持っていないので、最新機種の中から比較検討する際の参考にはならないかもしれないが、古い機種からの買い替えには参考になれば幸いだ。なお、所有機種とのサイズ比較は下記の写真を参照して欲しい。Yaber Aurora Sはフットプリントが約20 x 20cmと小さいので、置き場所には困らないと思う。ちなみに筆者は普段は3Dブルーレイの視聴にはEH-TW5200を使っていて、それ以外の用途では手軽なAndroid TVプロジェクターであるMogo Pro+を使っている。

<▲写真:筆者が所有するプロジェクター3機種とのサイズの比較>

<▲写真:筆者が所有するプロジェクター2機種とのサイズの比較(※「EH-TW400」は外した)>


Yaber Aurora Sのお得なクーポンと割引コード

Yaber Aurora Sは現時点ではAmazon.co.jpのみでの販売となっているようで、標準価格は99,800円。しかし、現在Amazon.co.jpではブラックフライデーセールが実施中で、Yaber Aurora Sも対象。プライム会員の場合は19,960円引きの79,840円で購入できる。

さらに同社はYaber Aurora Sの公式YouTube動画で10,000円割引コードを公開していて、このコードはプライム会員特価との併用が可能となっている。すなわち、99,800円 - 19,960円 - 10,000円 = 69,840円での購入が可能だ。

Amazon.co.jp/Yaber Aurora S製品ページ


ブラックフライデーセール前は19,960円割引ではなく、10,000円割引のクーポンがAmazon.co.jp上で提供されていたと思うので、その時と比べて最大で9,960円安く購入できることになる。12月2日までのブラックフライデーセール期間中での購入はかなりお得だと思う。

なお、10,000円の割引コードは「JJYH8KP2」だ。

<▲図:Amazon.co.jpで2021年12月2日まで実施中のブラックフライデーセールによる19,960円割引と、10,000円引きのプロモーションコードによって、69,840円まで下げての購入ができる>

この割引コードは、Amazon.co.jpで実際に商品をカートに入れて、購入手続きを進めた後に表示される「プロモーションコード」等の欄に入力すればいい。


なお、Yaber Aurora Sのレビュー記事も公開しました。参考になれば幸いです。

情報元、参考リンク
Amazon.co.jp/Yaber Aurora S製品ページ
Amazon.co.jp/Yaber ストアページ
Yaber公式サイト
Yaber公式YouTubeアカウント

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