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GmailのAndroid版に検索フィルター導入。メール検索がしやすくなる

米Googleは米国時間20日、メールサービス「Gmail」のAndroid版アプリにおいて検索フィルター機能を導入すると発表した。検索フィルター機能はデスクトップ版のGmailではすでに提供済みで、差出人(From)、送信先(To)、件名、さらには「含む」「含まない」「サイズ」など細かな条件を指定してメールを検索できるようになっている。

<▲図:「Gmail」のモバイル版アプリの検索機能にフィルターが導入される>

今回Android版のGmailアプリにも差出人(From)、送信先(Sent to)、日付(期間、Date)、添付ファイルの有無(Attachment)などのフィルターが実装され、手軽にそれらの条件でメールを検索できるようになる。

<▲図:「Gmail」のデスクトップ版ではすでに細かな検索条件の指定が可能となっている>

なお、このような条件別の絞り込みに関しては、現在でも検索演算子を用いることで可能ではある。

例えば、Gmailアプリの検索窓に「from:xxx」と入力すれば、差出人に「xxx」が含まれるメールがリストアップされるし、「from:me」なら自分で自分に送信したメールが表示される。

また、未読メールのみ表示したい場合には「label:unread」と入力すればいいし、添付ファイル付きのメールのみ表示したい場合には「has:attachment」で検索すればいい。いくつかの演算子は覚えておくと便利だ。検索演算子はこちらのGmailのヘルプページで説明されている。

しかし、覚えておくと便利とはいえ、覚えることも入力も手間で、タップで選ぶ方が楽だろう。といいつつ、よく使う検索演算子の入力パターンは検索履歴に残っているだろうから、スピードはそちらの方が速いかもしれない。それでも、フィルターが実装されればそちらを使う場合もあるだろうし、確実に便利になる。

なお、導入時期は10月末に向けて順次の予定。


情報元、参考リンク
Google/Improved Search In Gmail on Android
Gmail ヘルプ/Gmail で使用できる検索演算子

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