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LINEアプリで医師と相談できるサービス「LINEヘルスケア」が3月末まで無償化!対応医師も1000人規模に拡充へ

LINEは11日、エムスリーとの共同出資会社であるLINEヘルスケア株式会社が提供中のオンライン健康相談サービス「LINEヘルスケア(β版)」が、経済産業省が開設した遠隔医療窓口(以下、「健康相談窓口」)の支援事業に採択されたと発表した。これを受けて、「LINEヘルスケア(β版)」を3月31日までの間、無償化する。

<▲図:LINEヘルスケアの利用イメージ>

「LINEヘルスケア(β版)」では、LINEアプリを使って医師と手軽に健康相談できる上、世界的拡大が続く新型コロナウイルスに関する不安や悩みなども相談できるので、気になることがある方はサービス内容を確認の上、試してみよう。

改めて具体的に説明すると、まず「LINEヘルスケア(β版)」は、LINEアプリを使って医師と手軽に相談できるサービス。

チャット形式でリアルタイムに相談できる「いますぐ相談」(予約もできる)と、テキストメッセージに質問/相談内容などを書き、受付後48時間以内に返信してもらう「あとから回答」という、2種類の相談形式が用意されている。料金は前者の「いますぐ相談」の方が高く、30分単位で2,000円となっていて、後者の「あとから回答」は1,000円となっている。

サービス利用にあたっては専用アプリは不要で、LINEアプリだけでいい、という点が大きな魅力。しかも、土日も含めて24時間いつでも利用できる。対応できる診療科は内科、小児科、産婦人科、整形外科、皮膚科、耳鼻咽喉科だ。

新型コロナウイルスの感染を極力避けるため、軽度の健康不安に関しては病院に行かずに家で書籍やWebサイトなどで調べたり、電話で知り合いに相談したり、などといった対策に留まっている方も多いと思う。実際、病院の待合室で長く待つ中で、新型コロナウイルスに掛かったり、逆に自分が保菌していた場合には周囲の人に移してしまう恐れもある。

しかし、「LINEヘルスケア(β版)」であれば、家にいながら医師と手軽に相談できるので、そうした懸念はない。

そして今回の話は、この「LINEヘルスケア(β版)」が経済産業省の健康相談窓口の支援事業に選ばれた、というもの。

支援事業になったことで利用料金が一時的に無料になり、さらには対応可能な医師の拡充も行われる。1,000名規模にまで拡充するということで、かなり相談しやすくなりそうだ。これは国内の臨床医の約9割にあたる27万人以上の医師会員と国内の薬剤師の半数超にあたる16万人以上の薬剤師会員のデータベースを持つエムスリーと協力して行われる。

【情報元、参考リンク】
LINE/プレスリリース

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