【端末レビュー】家での固定回線代わりとして簡単設置ですぐ使える据置型WiMAX 2+ルーター「Speed Wi-Fi HOMEL02」

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家でのインターネット接続回線サービスと言えば、光やケーブルが真っ先に思い浮かぶかもしれないが、モバイル回線をベースとしたサービス/機器も存在している。その有力な選択肢の一つが「WiMAX 2+」通信サービスであり、今回はその据え置き型製品として最新モデルとなる「Speed Wi-Fi HOME L02」を紹介したい。

<▲写真:Speed Wi-Fi HOME L02。オシャレな佇まい>

Speed Wi-Fi HOME L02は、500mlのペットボトルよりちょっと大きいくらいの小型サイズで、家の中のどこにでも手軽に設置できる。しかも、下り側(ダウンロード側)の速度が最大で1,237Mbpsという超高速通信に対応する製品でもある。

Speed Wi-Fi HOME L02の主な仕様は下記の通りだ。

■Speed Wi-Fi HOME L02の基本スペック
  • サイズ:約93×93×178mm
  • 重量:約436g
  • 通信モード:WiMAX2+、au 4G LTE
  • 電源:AC100~240V/ 50/60Hz DC12V
  • 通信速度(ハイスピードモード(WiMAX 2+)):下り最大558Mbps、上り最大30Mbps
  • 通信速度(ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX 2+、LTE)):下り最大1Gbps※(Wi-Fi接続時最大867Mbps)、上り最大75Mbps※
  • Wi-Fi規格:IEEE802.11a/b/g/n/ac
  • Wi-Fi同時接続可能台数:最大40台
※LANケーブル接続時の通信速度


それにしても、スマートフォンの用途はチャットやSNS、音楽やゲーム、動画視聴など非常に幅広く、大画面化や大容量バッテリー化に伴って使いやすさも増し、今や生活に無くてはならない存在となった。

とはいえ、通信料金として毎月数千円を支払う必要があるため、料金プランによっては残りのデータ量(パケット使用量)を気にしながら使っているかと思う。

特に「YouTube」や「Hulu」「Netflix」「Amazon Prime Video」「DAZN」などの動画配信サービスは、楽しい反面データ通信量が大きく、料金プランで定められた月々の上限データ量にあっという間に達してしまい、通信速度制限が掛かってしまう。

せめて家にいる時には、スマートフォンのモバイル回線(LTE)ではなく、家のネット環境にWi-Fiで繋ぎたい。

それなら通信量を気にせずに動画やゲームも思いっきり楽しむことができる。

そういった意味では、モバイル回線でのデータ通信を節約するために固定回線を引くのが一番良いのだが、固定回線を使用するには回線工事や機材の設置の必要がある。さらに引っ越しをする場合には、回線の撤去や引っ越し先での工事、場合によっては引っ越し先で利用できない場合は違約金を支払って解約する必要があるなど、面倒な手順を踏む必要がある。

そうした工事/設置周りでの煩わしさが無く、手軽に家にインターネット回線を設置できるのがWiMAX 2+ルーターだ。

WiMAX 2+ルーターには「Speed Wi-Fi NEXT W06」(こちらの記事参照)のようなモバイル型の製品が多いので、ビジネスマンなどが外出先でノートPCなどと一緒に使うようなイメージを持つ方が多いかもしれない。しかし、実はスマートフォンやタブレットなどのモバイル回線の通信費を抑えるためにそれらの機器と併用している一般ユーザーもとても多いのだ。

<▲写真:こちらは同じく下り最大1Gbps超だがモバイルルータータイプの「Speed Wi-Fi NEXT W06」>

今回紹介するのは、そのWiMAX 2+ルーターの中でも据え置き型の製品として最新機種であるSpeed Wi-Fi NEXT HOME L02だ。

ちなみに、W06のようなモバイルルーターとL02のような据え置き型ルーターの大きな違いは、アンテナ性能、同時接続可能なWi-Fi機器の台数、有線LANポートの有無などになる。家にあるWi-Fi機器がスマートフォン、パソコン、テレビ、プリンター、ゲーム機など合計で10台以下ならば、大抵はモバイルルーターで賄える。一人暮らしの方などは十分対応可能だろう。一方、複数人が一緒に住んでいて、合計で10台以上、それこそ20台や30台近くのWi-Fi機器がある場合には、据え置き型の製品が必須だ。

しかも、据え置き型製品の方が基本的にはアンテナ性能が高く、Wi-Fi機器が各部屋に分散しているような環境でも通信しやすい。

デスクトップ型のパソコンやゲーム機、テレビなどの据え置き型の家電については、L02の有線LANポートに繋いでしまうのも良いだろう。オンラインゲームなどでラグが気になる場合などには有線LANの方が安心だ。

<▲写真:有線LANポートが2つ搭載されている>

そして、Speed Wi-Fi HOME L02は、デザイン面でも優れている。

500mmlのペットボトルを少し太くしたようなサイズ感で、おしゃれな加湿器のようなシンプルな佇まいをしている。ガジェット感が強くない見た目なので、どこに置いても気にならないと思う。

設置は、できれば窓際など電波を遮断するものが少ない場所の方が通信速度が出るので望ましいが、Speed Wi-Fi HOME L02にはしっかりとしたアンテナが搭載されているので、壁を隔てた家の奥の方などではない限り、十分にWiMAX 2+の電波を掴んで通信できると思う。

<▲写真:Speed Wi-Fi HOME L02は電源をコンセントに繋ぐだけで設置完了!>

製品が届いてからの初期設定も楽で、電源を入れれば自動的に接続が開始される。複雑な作業は不要だ。

後から設置場所を変えることも自由にできるし、固定回線と比べて設置の自由度は大きなメリットだし、回線工事の予約や立ち合いなども不要で、その点も大きな魅力と言える。

ユーザーがやらなければならないのは、Wi-Fi機器との接続設定だけだ。

具体的にはスマートフォンやパソコン、ゲーム機など、インターネットに繋ぎたい機器とSpeed Wi-Fi HOME L02との間のWi-Fi接続設定となる。

<▲写真:本体底面にWi-Fi接続設定情報が記載されている>

本体の底面に、SSIDと暗号キーが記載されているので、その情報を一台一台手入力してもいいが、スマートフォンとの接続についてはSpeed Wi-Fi HOME L02用のアプリ(Android/iOS)が便利だ。ずっと簡単に接続設定できる。

<▲図:スマートフォン向けのアプリの画面>

機器設定や通信設定なども行うことができるので、スマートフォンにインストールしておくことをオススメする。

<▲図:アプリからL02の通信量の確認もできるし、安定した通信をできるベストな設置場所を探すこともできる>

有線LAN接続の場合はもっと簡単で、単にLANケーブルをパソコンやテレビ、ゲーム機などと接続するだけでいい。

ちなみに、Speed Wi-Fi HOME L02のデータ通信の下り側速度の理論値は最大1,237Mbpsで、これは有線LANの規格上の最大速度1,000Mbpsを超えるスペックだ。しかし、この速度はWiMAX 2+と「au 4G LTE」の同時利用で実現している。Speed Wi-Fi HOME L02はauのLTE回線に繋ぐ機能も持っていて、WiMAX 2+との合わせ技で速度を上げている。そして、au 4G LTEを利用できる状態にするには通信モードを「ハイスピードプラスエリアモード」というモードに切り替えなければならない。

<▲写真:上面にあるボタンでも通信モードを変えられる>

注意したいのは、このハイスピードプラスエリアモードだ。このモードにすると、その月のデータ通信量の上限が7GBになってしまう。

たとえ月々の通信量上限のない「ギガ放題」プランに加入していても、ハイスピードプラスエリアモードを使った月に関しては7GB上限になる。そのため、普段はau 4G LTE回線に接続できない「ハイスピードモード」での運用を勧めたい。ハイスピードモードではWiMAX 2+しか利用しないので、理論的最大速度は558Mbpsだが、それでも実速度は普通に20から100Mbpsくらい出る。

<▲図:スマホをL02にWi-Fi接続したときの速度測定例。下りで67.6Mbps、上り12.1Mbpsで通信できた。あまり速度が出ない格安SIMでスマホを使っている場合、家ではWiMAX 2+というのは良い組み合わせだ>

もう一点注意事項がある。

3日間の合計通信量が10GBを超えた場合、翌日の18時から26時(翌々日の2時)頃までの間、通信速度が1Mbpsに制限されてしまうことだ。

<▲図:通信制限について ※UQ WiMAX公式サイトより>

1日あたり平均的に3.3GB以下に抑えておけば問題ないが、動画配信サービスで最高画質で2時間以上視聴するような場合には3GBを超えてしまう可能性があるので、速度制限を意識せずに快適に使いたいのであれば、画質を落とすなどの対処をすると良いだろう。もしくは、速度制限が掛かるタイミングは翌日の18時からなので、それまでの間に一気見するかだ。それまでの間は10GB使おうが20GB使おうが30GB使おうが関係ないので、一気に見てしまうのも手かもしれない。

ところが、20GBや30GBなどの超大容量通信を行うと、なかなか「3日間での合計通信量が10GB」という条件を下回れなくなってしまうので、下手をすると連日夜間に速度制限が掛かることになりかねない。速度制限については掲載した画像も参照して欲しい。

PCのOSアップデートや「PlayStation 4」のゲームのダウンロードなら数GBを超えてしまうこともある。

PS4のゲームに至っては40GB程度のダウンロードもあり得る。その場合は3日後から3日間に渡って夜間に速度制限が掛かってしまいかねない。ダウンロードの途中で速度制限が掛かることはないものの、後から夜間に制限が掛かってしまう点には注意が必要だ。


一人暮らしなら平日の日中は使用しないと思うので、1日で3GBを超えることはまずないと思う。土日の連休でタップリ10GB以上を連続で使っても、3日目となる月曜日、火曜日にあまり使わなければ、速度制限が掛かるのは火曜日と水曜日の2日だけなので、現実に速度制限で厳しい思いをすることはないだろう。

それでもスマートフォンのモバイル回線で5GBや7GBの通信容量で制限を受けていたことと比較すれば、Speed Wi-Fi HOME L02は気楽に大容量通信をしやすいのではないだろうか。

買ったその日から、簡単設置で即使い放題になって、引っ越しの際の工事の必要もない、安心してデータ通信が楽しめるのも良いところだ。

ちなみに使用場所が限られるわけではないので、夏休みの帰省の際に鞄に入れて持って行って、帰省先で使ったって構わない。



なお、WiMAX 2+の据え置き型ルーターには旧型の「Speed Wi-Fi HOME L01」シリーズもあるが、基本的にWiMAX 2+ルーターは各社が実質0円などの安価で販売しているので、今更L01シリーズを選ぶ理由はない。そもそもL01シリーズは最大400Mbps対応と、L02と比べて通信性能が下なので、その面からもL02の方がいい。



また、WiMAX 2+ルーターはUQコミュニケーションズの「UQ WiMAX」の他、GMOとくとくBB、ソネット、ビッグローブなどでも利用できる。

GMOとくとくBBやソネット、ビッグローブなどはUQコミュニケーションズから回線インフラを借り受けて通信サービスを展開している。加入時の特典や販売価格も各社で異なり、キャッシュバック額が30000円を超えるようなキャンペーンが実施されていたりもするので、特典内容も踏まえて選びたい。

ただし、その際には途中解約時の違約金についても目を通しておきたい。

各社の通信サービスの品質については、GAPSIS編集長が試した感じでは特に大差ないとのことだ。

下にいくつかの事業者のキャンペーンページへの画像リンクを掲載しておく。

■GMOとくとくBB



■So-net、BIGLOBE



(記事:mi2_303

【情報元、参考リンク】
UQ WiMAXオンラインショップ
UQコミュニケーションズ/W06についてのプレスリリース
UQコミュニケーションズ/L02についてのプレスリリース
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