![]() |
<▲表:IDとポイントの名称変更について(※クリックして拡大)> |
通信キャリアが提供するサービスは、そのキャリアの回線契約を持つ方しか使えない、というイメージが強いと思うが、実際にはNTTドコモ(以下、ドコモ)もauもソフトバンクも、意外とサービスをオープン化している。
ただ、ドコモがアカウントを「dアカウント」に統一し、ポイントサービスも「dポイント」として、ドコモの携帯電話ユーザーだろうが、そうではない方だろうが、基本的に同じ名称のアカウントサービスを提供しているのに対して、auの場合は若干混乱しがちな状況で、auの携帯電話ユーザーはau IDで各種サービスを利用できるのに対して、auの携帯電話ユーザーではない方がauのオープンサービスを利用する場合には「Wow!ID」を使うことになっていた。
Wow!IDは元々はauのショッピングサービス「Wowma!」で提供されているアカウントで、それを他のサービスでも活用する形だ。
2つのアカウントサービスがあるというのは混乱を招くだけで、KDDIはこの度、au IDへ統一する。これによって、auの携帯電話ユーザーではなくともau IDを取得/利用できるようになる。auの携帯電話ユーザーがau回線を解約した後だろうが継続して同じau IDを使うこともできる。
また、ポイントに関しても同様に名称が今までよりは分かりやすくなる。
現在はauユーザーは「au WALLET ポイント」「Wow!スーパーポイント」を利用できるが、auの携帯電話ユーザーではない方は「Wow!スーパーポイント」がWowma!で提供されている。このポイント名が「au WALLETポイント(Wowma!限定)」に変わる。
【情報元、参考リンク】
・KDDI/プレスリリース