<▲図:Xperia XZ1 Compactを11月中旬に発売> |
ちなみに「Xperia」の「Compact」シリーズを日本国内で唯一取り扱うのがドコモだ。しかしながらハイエンドのSoCを搭載したモデルがしばらく出ておらず、使い勝手が良いコンパクトモデルの性能がワンランク下の扱いとなっていた。
<▲図:Xperia XZ1 Compactの正面> |
しかし、新しいXperiaのコンパクトモデルは同時発表された「Xperia XZ1 SO-01K」と同じQualcommのハイエンドSoC「Snapdragon 835」を搭載し、さらに4GBのRAMで快適な操作を実現している。
ディスプレイは約4.6インチのHD(720×1280ドット)「トリルミナス ディスプレイ for mobile」。手のひらに収まる本体サイズと、片手でも使いやすい画面サイズがCompactシリーズの良さだ。
<▲図:Xperia XZ1 Compactの背面> |
本体カラーは「Horizon Blue」、「Black」、「Twilight Pink」、「White Silver」の4色。本体サイズは高さ約129mm×幅約65mm×厚さ約9.3mm、重さは約143g。
OSには最新のAndroid 8.0(開発コード:Oreo)を搭載。コンパクトでありながらハイスペックと最新OSで思う存分スマホライフが楽しめるのがXperia XZ1 Compactの売りの一つ。
<▲図:上下のベゼルは広いがステレオスピーカーなど良さはそのまま受け継いでいる> |
フロントのカメラは約800万画素。超広角レンズを搭載しているので大人数でのセルフィーを得意としている。
<▲図:背面は金属のような表面加工だが樹脂製だ> |
背面のカメラは約1920万画素の「Motion Eyeカメラ」だ。搭載する裏面照射積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」は、高速読み出しによる「スーパースロー動画」や素早く動く被写体が歪みにくいという特性を持つ。
カメラのUIも最新のものとなっており、おまかせオートやマニュアル設定による撮影、動画機能では4K動画撮影も可能だ。
カメラも最新のスペックのものが搭載されたこともあり、Xperiaのオイシイところが詰まったコンパクトモデルと言える。
外観は継ぎ目のないボディーを上下のメタルパーツで剛性を出すという構造だ。
<▲図:Xperia XZ1 Compact側面> |
右側面(写真=上)にはカメラキー、電源キー、ボリュームキー、左側面(写真=下)にはSIMカードおよびmicroSDカードスロットがある。
<▲図:Xperia XZ1 Compactの上面・下面> |
上面(写真=上)にはサブマイク、イヤホンマイク端子、下面(写真=下)には通話用マイクとUSB Type-C(USB 2.0)端子がある。
<▲図:3Dモデリングが簡単にできる3D クリエイターを搭載> |
背面のカメラを使用した3Dスキャン機能「3D クリエイター」も搭載する。人物や小物などの外周をカメラでスキャンすることで3Dモデルを作成することができる。
作成した3DモデルはARとしてカメラの映像に合成することや、キャラクタースタンプとしてメッセンジャーアプリなどで利用可能だ。さらに、モデルデータを「DMM.make」の3Dプリントサービスで出力することもできる。
Xperia XZ1 Compactは、デザインを大きく変更することなくCompactシリーズの良さをそのまま受け継ぎ、ハイスペックで長く使えるコストパフォーマンスが良いスマートフォンだと感じた。
(記事:mi2_303)
【参考リンク】
・ドコモオンラインショップ/Xperia XZ1 Compact製品ページ
・ドコモの2017-18冬春モデルのラインナップについて