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ソニーがGoogleアシスタント対応スマートスピーカー「LF-S50G」を発売へ。360度サウンド、ジェスチャー操作機能、防滴性能など独自の特徴を備える

Googleの「Google Home」やLINEの「Clova WAVE」の登場によって日本でもスマートスピーカーへの関心が高まっているが、Google Home及びGoogle HomeやAndroidスマートフォン等が利用する「Google アシスタント」の大きな特徴は、Googleだけが扱える単独プラットフォームではないということ。Google アシスタントを様々なメーカーのAndroidスマートフォンで使えるように、スマートスピーカーも様々なメーカーの製品が取り入れることができる。

<▲図:フロントには時計表示もあるLF-S50G>

そして、その第一弾としてソニーからGoogle アシスタント対応のスマートスピーカー「LF-S50G」が登場する。発売日は12月9日で、想定実売価格は25,000円前後。

Google Homeは小型版の「Google Home Mini」であれば1万円を切った手頃な価格で、標準モデルのGoogle Homeでも2万円を超えないが、その分、スピーカーとしては何の変哲も無い製品だ。

一方、ソニーはスピーカーへのこだわりを見せている。とはいえ、正直な話、単純に音楽をいい音で聴くことにこだわりたいのなら、Google アシスタントと音楽視聴スピーカーは今のところ分けた方がいい。音楽視聴スピーカー(プレーヤー等の機器)とGoogle Homeという組み合わせの方がいいだろう。

しかし、Google Homeの音では物足りないけど、本格的な高価なオーディオ機器までは不要、という場合などにはLF-S50Gはいいだろう。また、360度サウンドや防滴仕様という魅力もあるので、それらを求める方にも向いている。

<▲図:利用イメージ>

まず、LF-S50Gでは、ソニーのスピーカーとしては初となる、対向配置した2ウェイスピーカーシステムを採用している。音が全方向にバランスよく広がる360度サウンドを実現しているので、家の中をあちこち動きながら音楽を聴きたい時などに向いている。ボーカル帯域を鳴らすフルレンジスピーカーを上向き、低域を鳴らす大振幅サブウーファーを下向きに対向配置している。明瞭なボーカルと自然な低域を両立できたという。

そして、キッチンやダイニングなどでの使用を想定し、料理中や手が濡れている時でも操作できるようにジェスチャーコントロールに対応している。手を本体天面にかざしたりするだけで音楽の再生/一時停止、曲送り/曲戻しなどができる。もちろんGoogle アシスタントの起動もできる。

防滴性能もあるので、キッチンなどで多少水がかかったとしても問題ない。

Google アシスタントにも対応しているので、Google HomeやAndroidスマートフォンと同じく、「OK, Google」と話しかけて様々なことができる。アラーム設定や音楽再生、天気やニュースを教えてくれたり、他の家電との連携などもできる。ソニー製品でいえば、サウンドバー「HT-ST5000」「HT-MT500」、ワイヤレススピーカー「SRS-ZR7」などとの連携ができる。Android TV搭載ブラビアでは声で検索したYouTubeを流したり、再生中のYouTubeのコンテンツのボリュームを声でコントロールしたり、といったこともできる。

<▲図:天面と底面>

カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ブルーの3色。

下はAmazon.co.jpでの商品リンク。すでに予約販売は始まっている。



【情報元、参考リンク】
ソニー/プレスリリース

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