最近のAndroidスマートフォンはハイレゾ音源に対応した機種も多いが、一方で非対応のスマートフォンも多い。EHP-AHR192を使えばハイレゾ非対応のスマートフォンでもハイレゾ音源を楽しむことが可能になる。
ただし、実際にハイレゾ音源を楽しむ際には、このアダプタのほか、ハイレゾ再生用のアプリが必要となる。さらに、ハイレゾ対応イヤホンもしくはヘッドホンも必要になるが、イヤホン/ヘッドホンは他社製品を使っても構わない。
DACは最大出力90mW、旭化成エレクトロニクス社製の「AK4430ET」を採用する。サンプリング周波数は最大192kHz、量子化ビット数は最大24bitまでをサポート。
ハウジングには駆動ノイズの影響が少ないアルミ素材を採用し、アルミブロックから切削加工で作り上げている。これにより高い剛性と高精度で肉厚のあるハウジングを実現している。
さらに、デジタル部とアナログ部をコンパクトな基板として実装するために多層基板を採用し、デジタルノイズの影響を最小限に抑えつつ、電源やアナログ回路の低インピーダンス化によって高いSN比と駆動力を実現しているという。
AndroidスマートフォンのmicroUSB端子に接続して使う製品だが、電源はスマートフォンから供給される分だけで大丈夫なので、外出先でも使いやすい。
【情報元、参考リンク】
・Amazon/EHP-AHR192検索ページ
・エレコム/プレスリリース