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CESA、有料ガチャ提供について運営ガイドラインを制定。原則として確率表示を要求

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)は27日、「ネットワークゲームにおけるランダム型アイテム提供方式運営ガイドライン」を制定したと発表した。「ネットワークゲームにおけるランダム型アイテム提供方式」というのは、インターネットに接続して遊ぶスマートフォン向けゲームにおいて提供される「ガチャ」のこと。

スマートフォン向けゲームの中にはもちろんガチャを採用していないゲームも多くあるが、一方でガチャを導入しているゲームも多い。ガチャは過去にも何度も様々な議論の的になっているが、今回制定されたガイドラインで重要視されているのは、確率表示だ。

作品によってガチャで提供されるものは異なる。キャラクターを得られるゲームもあれば、装備品などのアイテムを得られるものもある。また、有料ガチャに加えて、無料のガチャも提供されている作品が多い。

今回のガイドラインでは、有料ガチャによって得られる全てのアイテムとそれらの提供割合(確率)の表示を原則として行うこととしている。

すでに確率表示がされているゲームもあるが、今後、業界全体で協調して取り組むことで、ユーザーがそれぞれの選好にあった購入判断がしやすい環境になると考えているという。

ガイドラインでは、一定の移行期間が設定されていて、その間に対応可能な会員会社から順次速やかにこのガイドラインを遵守した対象ゲームの運営を実施していくことになる。

【情報元、参考リンク】
CESA/プレスリリース

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