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【島田純のMobile×Travel】第51回:音声通話&3Gデータ通信が7日間使い放題で無料!香港の「i-Sim」を使う

利用料が無料で3Gのデータ通信&音声通話が使い放題になる香港の「i-Sim」が香港国際空港で受取可能となり、旅行者でも気軽にi-Simを使うことができるようになったので利用してみました。

3Gのデータ通信が使い放題!香港の「i-SIm」

i-Simの仕組みはシンプル。「広告を表示した分だけ、音声通話とデータ通信が利用可能」なサービスです。通信料は広告収益によって賄われるため、ユーザの通信料負担はありません。

既にこちらの連載でも紹介している通り、香港では香港空港内の両替所やコンビニ、または街中のSIM屋台でのプリペイドSIMカードの入手が非常にカンタンですが、i-Simのメリットは何といっても「無料」という点。気軽に香港でSNSなどを楽しみたい方にとっては嬉しいSIMカードと言えるでしょう。

香港国際空港では第一ターミナルの5F「A08」にカウンターがあり、このカウンターでi-Simを受け取ることができます。通常のフローではi-Simの受取は事前登録が必要となりますので、事前に必要な登録作業を行っていくことをオススメします。事前登録を行う際は、受取時間を指定し、カウンターを訪問します。カウンターの営業時間は08:30 〜 00:00です。

i-Simカウンターは第一ターミナルの5F「A08」

筆者は事前登録を行わずにカウンターを訪問しましたが、事前登録を行わなくてもSIMカードの受け取り自体は可能でした。その場でパスポートを提示して、希望のSIMカードサイズを伝えるだけでi-Simを受け取れます。その後、i-Simアプリから必要な登録作業を行うことで問題無くデータ通信を利用することができました。

i-Simは受け取った時点で、APN設定などを行えばデータ通信が利用可能となります。ただし、専用アプリから広告表示を行わないと、利用可能なデータ通信量が減っていってしまうので、空港から市内への移動中などに通信量残高をチャージしていくことをオススメします。

i-Simアプリのダウンロードは以下より。

・Android版:i-Sim?心 - Google Play の Android アプリ
・iOS版:i-Sim on the App Store on iTunes

APN設定内容は以下。

[i-SimのAPN設定]
APN:3gnet または 3gwap
ユーザ名:なし
パスワード:なし

なお、i-Simでデータ通信を行うためにはデータ通信のローミング設定を有効にする必要がありますので注意しましょう。

i-Simを受け取った後はi-Sim専用アプリから、利用するユーザ情報の登録とSIMカード番号(ICCID)の登録作業が必要となります。SIMカードの登録番号と言うとややこしそうに聞こえますが、作業としてはi-Simのパッケージ内に記載されているバーコードをアプリケーションで読み込ませるだけでokです。

アプリからSIMカードの番号を読込

通信量残高を追加するための広告表示も、i-Simアプリ上から行います。慣れるまでは少々わかりにくいのですが、i-Simアプリ上に表示されるグリーンの「i-Sim」アイコンをタップすることで広告が表示されます。

アイコンをタップして広告を表示する

表示される広告の例

広告の表示を何度か繰り返すと、利用可能な通信量である150MBに到達。利用可能な通信量の残高はアプリの右上にあるアイコンをタップすることで表示されます。

通信量残高はここから表示

通信量残高が100%に

i-Simは広告表示さえ行えば、何度でも通信量が追加されますので、データ通信量の上限設定はなし。但し、利用可能な通信量残高がゼロになる前に広告表示を行う必要がある点には注意しましょう。i-Simの広告表示は、Wi-Fi経由で行っても通信量残高が追加されるため、通信量の残高がゼロになってしまったら無料のWi-Fiを探して通信量残高の追加を行いましょう。

筆者は、香港空港にてSIMカードを入手したあと、そのまま香港空港の無料Wi-Fiに接続して残高を100%までチャージしてから市内へと移動しました。SIMカードの登録手続自体はカンタンでしたが「広告を表示するフロー」がわかりにくかったため、時間がかかりました。広告の表示に関しては、データ通信量&音声通話の利用可能な時間を延長させるために必要な手順となりますので、迷わずに行えるように覚えることをオススメします。

i-SimはLTEに非対応となっているため、データ通信速度は超高速とは言い難いですが、滞在中にi-Simを使ってみたところ、予想していたよりは快適なデータ通信を行うことができたので、データ通信速度にそれほど拘らず、手軽にデータ通信を利用したい。という方には丁度良いSIMカードと言えるかもしれません。

スピードテスト結果

なお、前述の通りi-Simの利用期間は利用開始から7日間となっており、7日間経過後はデータ通信が利用できなくなります。


記事執筆者プロフィール
島田純
ブロガー/フリーライター
Twitter:@shimajiro、ブログ:shimajiro@mobiler

ブログとモバイルと旅が好きなフリーランスのブロガー/ライター。
モバイルWi-Fiルータやデータ通信関連が得意です。

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