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【市場調査】キャリア及びショップ調査。継続利用年数は12年以上が最多、キャリア選択の最多理由は料金プラン

調査会社のMMD研究所は6日、「キャリアショップに関する調査」結果を発表した。「キャリアショップ」、すなわちNTTドコモ(以下、ドコモ)の「ドコモショップ」、KDDIのau端末を扱う「auショップ」、「ソフトバンクショップ」など通信キャリアの端末、契約手続きなどを扱うキャリア専門店についての調査となる。

調査はインターネットを使って7月15日・16日に実施され、有効回答数は333人、対象はスマートフォンを所有している20歳以上の男女となっている。男女構成比はほぼ半々、年代も20代、30代、40代、50代、60歳以上がそれぞれ約2割ずつという構成、キャリアはドコモ、au、ソフトバンクが約3割3分ずつとなっている。

以下、各調査項目の結果を順に紹介していきたい。

まず、契約しているキャリアの利用年数だが、最も割合が大きかったのは12年以上で25.5%となっている。次に多いのは1-2年の23.4%で、超長期の継続利用者か短期利用の方が多い結果となっている。特に短期契約については、1年未満が合計で21%だ。1-2年の方も合わせると、実に44.4%の方が2年未満ということになる。

(※クリックして拡大。以下のグラフも同様)

年代別にみて30代以上が約8割いることを考えると、携帯電話端末を持ち始めて少なくとも数年以上経過している方の割合が圧倒的だと考えられることから見ると、意外とキャリアを乗り換えて利用している方が多くいることが伺える。

次にその利用キャリアを選んだ理由だが、最も多い回答は料金プラン(家族割引など)の45.6%となっている。以下、価格、電波状況、通話エリア、ブランドイメージ、端末ラインナップの順となっている。


次からはキャリアショップに関する質問で、まずはキャリアショップに行く理由だが、購入/契約(機種変更を含む)という方が圧倒的に多い。次に故障/紛失で、3番目が料金プラン変更だ。


現在利用しているスマートフォンを購入した場所のトップはキャリアショップで64.9%、次が家電量販店で21.0%、オンラインショップが6.3%、携帯電話専門ショップが3.6%となっている。


次に、現在利用しているキャリアショップの満足度だが、ドコモ、au、ソフトバンクでそれぞれ違いはあるが、全体でまとめた結果において、満足度が最も高かった項目は「店員の対応・印象」で61.8%、逆に不満が多かった項目は「待ち時間の長さ」で23.0%となっている。店員の対応・印象の満足度が最も高いキャリアはドコモで、逆に待ち時間の長さに不満が多いのもドコモだった。






自分が利用しているスマートフォンの料金プランへの理解度は、19.2%の方が理解している、と回答している。そしてやや理解している、という方が43.5%だ。


最後に「スマートフォンについてもっと知りたいと思うことは何ですか?」という質問に対しては、「料金プラン/割引サービス」が51.1%で、使い方(応用)が31.2%、お得な情報が30.3%、使い方(基本)が18.6%と続く結果になっている。


【情報元、参考リンク】
MMD研究所/プレスリリース

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