ASUS、脱着式キーボードドックも使える低価格タブレット「ASUS Pad TF103C」を発表。キーボード付きで約4万円

GAPSIS編集部 2014年7月9日

ASUSTeK Computer Inc.（以下、ASUS）は9日、脱着式のキーボードドックを利用することもできるAndroidタブレット「ASUS Pad TF103C」シリーズを7月11日に発売すると発表した。

TF103-WH16D

このシリーズはタブレット単体モデル「TF103-BK16」（カラー：ブラック）と、キーボードドックが付属した「TF103-WH16D」（カラー：ホワイト）、「TF103-BK16D」（カラー：ブラック）の計3モデルが用意される。予想実売価格はタブレット単体モデルが34,500円で、キーボードドック付属も出るが39,500円。

ASUS Pad TF103CのOSはAndroid 4.4.2で、ディスプレイは約10.1インチのIPS液晶で、解像度は1,280×800ドット。

プロセッサはIntel Atom Z3745で、メモリは1GB RAM、16GB ROM、外部メモリとしてmicroSDカードスロットを搭載し、最大で64GBのmicroSDXCカードにまで対応する。ネットワークはWi-Fi（無線LAN）のみで、IEEE802.11a/b/g/n準拠で、Bluetoothは4.0をサポートする。

カメラはメインカメラが約200万画素で、サブカメラは約30万画素。Wi-Fiタブレットだが、GPS（GLONASSサポート）にも対応している。

本体サイズは約257.4×178.4×9.9mmで、重さは約550g。キーボードドックと合体させた状態でのサイズは約257.4×178.4×19.8mmで重さは約1.1kg。

ホワイトモデルのタブレット本体とブラックモデル

機能面での特徴として、サウンド機能の強化として、オーディオシステム「ASUS SonicMaster」を搭載する。伸びやかな高音域と深みのある豊かな低音を実現したという。

また、画面に関しては、「ASUS Splendid」という機能によって画質を自分好みに使用シーンに合わせて調整できるほか、視野角が170度と広いため、複数人で画面を見る際にも見やすいものになっている。

無線による映像転送技術である「Miracast」に標準で対応しているため、Miarcast対応テレビや、非対応テレビでもMiracastアダプターを購入すれば、手軽に無線で映像をテレビに表示できるのも便利だ。

バッテリーによる連続駆動時間は約9.5時間。