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au、歩きスマホによる事故防止アプリ「歩きスマホ注意アプリ」を提供開始

KDDI、沖縄セルラーは17日、スマートフォンの画面を見つめながら歩行する、通称「歩きスマホ」による事故防止及びマナー向上への取り組みとして、「歩きスマホ注意アプリ」を提供開始したと発表した。

利用イメージ

同じ目的のアプリはソフトバンクモバイルからも提供されており(こちらの記事参照)、歩きスマホによる事故を少しでも軽減するための動きが各社から出てきている。

今回KDDIが提供開始したアプリは、インストール後に簡単な通知設定を行うだけで、スマートフォンの画面を見ながら歩行すると、アプリが歩行中であることを検知し、警告画面を表示してくれる。

この警告画面を消すには実際に立ち止まる必要があり、歩行中は警告画面が表示し続けられる。

このアプリの優れた点は、歩行検知技術の性能が高いこととされ、人が歩いている動作だけを上手く検知し、例えば自動車や電車での移動中や端末自体を揺らしただけでは警告画面が表示されない、ということだ。

また、警告画面が表示されている状態であっても、警告画面は半透明表示されるので、通常の画面も見ることが可能で、操作もできる。そのため、例えばメールの内容を作成中やゲームをプレイ中であっても強制的に中断させられるわけではない点が特徴の一つだ。

画面イメージ

歩きスマホをしがちなユーザーが利用しないことにはあまり意味がない取り組みになってしまうかもしれないが、歩きスマホは他人に迷惑をかける上、自分自身が事故に遭う可能性も高いため、ひやりとした経験のある方はインストールしておくと安心かもしれない。そして人に迷惑をかけた経験がある方もインストールしておくと、うっかり歩きスマホをした時に注意喚起となって安全だろう。

なお、アプリの利用料金は無料で、Android 4.0以降のOSを搭載したauのスマートフォンで利用できる。



【情報元、参考リンク】
歩きスマホ注意アプリ
KDDI/プレスリリース

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