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【市場調査】ウェアラブル端末を知らない方が6割。認知度が最も高い製品は「Google Glass」

調査会社のMMD研究所は24日、ウェアラブル端末に関する調査結果を発表した。最近ではリストバンド型、すなわち腕時計のように腕に装着するタイプの活動量計や、メガネのように装着するメガネ型の端末が各社から発表・発売され、ウェアラブル端末に関する話題を目にする機会が増えてきたが、同社の調査によればまだまだ認知度は高くないようだ。

Google Glass

今回の調査はインターネット調査として10日から14日に18歳以上の男女を対象に行われ、有効回答数は2,017人となっている。男女比は男性が48.4%、女性が51.6%で、年代は15歳から19歳、20歳から29歳、30歳から39歳、40歳から49歳、50歳から59歳がそれぞれバランスよく約2割ずつとなっている。

まず、「あなたはウェアラブル端末を知っていますか?」という問いには、60.2%の型が「知らない」と答えている。そして、「名前は聞いたことがあるが意味はわからない」が11.4%と、2つの回答を合わせると、7割以上の方が意味を知らないことになる。

一方、知っている方で既に利用している方は4.8%、知ってはいても使っていない方は23.6%という結果だ。

今回の調査結果だけで見れば、ウェアラブル端末はまだまだ一般に知られていないことが分かる。



また、「ウェアラブル端末を利用したいと思いますか?」という問いの回答は上図の通りだが、やはりまだまだ関心が低いようだ。この結果は先の問いの結果からも当然だろう。そもそも多くの方が知らないからだ。

3つ目の問いは「あなたが知っている(聞いたことがある)ウェアラブル端末を教えてください」というもので、トップは「Google Glass」の66.6%。2位は「GALAXY Gear」の25%で、ドコモやauが扱っていることやテレビCMが放送されていることも大きいのだろう。3位はソニーの「SmartWatch 2」で、4位はNIKEのFUELBAND。


メガネ型端末と腕時計型端末に求める機能は異なっており、メガネ型端末ではトップが道案内、2位が周辺情報通知や視界情報補足となっている。一方、腕時計型ではトップは健康管理機能で、2位が道案内、3位に通話となっている。



ウェアラブル端末を購入する際に重視する点のトップは金額で、2位は性能、3位はデザイン、4位はバッテリーの持ち、5位は操作性となっている。


今後、さらに多くのウェアラブル製品が市場に登場してくるはずなので、認知度を一気に向上させるようなヒット商品が出てくることを期待したい。

【情報元、参考リンク】
MMD研究所/プレスリリース

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