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ソフトバンクと陸上自衛隊、災害時の通信確保のための相互協力に関する協定を締結

ソフトバンクモバイルと陸上自衛隊中部方面隊は24日、「陸上自衛隊中部方面隊とソフトバンクモバイルとの間の災害時における通信確保のための相互協力に関する協定」(以下、災害協定)を締結したと発表した。

今回締結された災害協定は、今年3月11日に防衛省とソフトバンクモバイルの間で締結された「災害協定(中央協定)」に基づくもので、陸上自衛隊中部方面隊の管轄地域である東海、北陸、関西、中国、四国において、今後、発生が予想されている南海トラフ地震などの災害時における通信確保に向けた相互協力を行い、迅速な復旧活動を図ることを目的としている。

具体的な協定の内容は主に下記の4点。

1. 被災地の災害復旧活動に関する情報を相互に提供すること。
2. 陸上自衛隊中部方面隊が必要とする衛星携帯電話、携帯電話などの貸し出しをソフトバンクモバイルが行うこと。
3. ソフトバンクモバイルの通信復旧活動において、ソフトバンクモバイル単独では被災地に入ることが難しい場合に、条件が許せば陸上自衛隊中部方面隊の車両やヘリコプターで、ソフトバンクモバイルの人員や可搬型基地局を運搬すること。
4. 連絡調整のための会議と、協同訓練を年1回以上実施すること。


今後、両者は大規模災害時の復旧活動に万全を期すために円滑な連携を図り、災害対策に取り組んでいくということだ。

【情報元、参考リンク】
ソフトバンクモバイル/プレスリリース

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