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【端末レビュー】WiMAX 2+対応ルーター新モデル「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11」をチェック! 第1回:パッケージ、本体、クレードル

UQコミュニケーションズが昨秋サービスの提供を開始した次世代の高速通信サービス「WiMAX 2+」、現在はauから対応スマートフォンがリリースされ始めているものの、モバイルWi-Fiルーターは「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14」(ファーウェイ製)のみ、という寂しい状況が続いていた。しかし、ついに第2弾モデルが登場する。

「Aterm」シリーズのルーター製品で知られるNECアクセステクニカ製の「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11」だ。

Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11

今回は6月20日発売となる、このNAD11の実機レビューをお届けしたい。UQコミュニケーションズからお借りし、数日間試用した上でのレポートになる。

また、NAD11の概要については、下記リンク先の記事でスペック等の概要を紹介しているので、関心のある方はそちらも参照してほしい。
「WiMAX 2+ルーター新製品「NAD11」発表」


≪パッケージとバッテリーの持ち≫

パッケージは写真の通りで、NAD11本体、電池パック(NAD11UAA)、ACアダプタ(NAD11PQA)、取扱説明書などのペーパー、無線LAN初期設定シールが同梱されている。ACアダプタはアダプタ本体とmicroUSBケーブルのセット。また、NAD11本体は背面カバーを外せるタイプとなっている。他にはau Micro ICC Card(LTE)が同梱される。

NAD11のパッケージと中身


ACアダプタは付属のmicroUSBケーブル(片側がフルサイズのUSB、もう一方がmicroUSB)を接続して使う。電源プラグはムービングタイプなので、プラグの根本部分を回転させて本体側に収納可能だ。出力は5V/1A。特に変わったACアダプタではないので、市販のスマートフォン用のUSB-ACアダプタやモバイルバッテリー、PCのUSB端子などからの充電も可能だ。

 ACアダプタとmicroUSBケーブル

プラグは180度回転する。途中の角度のまま使うこともできるので便利だ。


電池パックの容量は2,100mAh。連続通信時間はWiMAXが最大約10時間半、WiMAX 2+が最大約7時間。連続待機時間は「待機状態」で約30時間、「休止状態」で約500時間。ただし、「休止状態」でもスマートフォン向けアプリからのリモート操作を可能な設定にしている場合は約300時間となる。実際に数日試用した感覚では6から7時間は持つといった印象。筆者の場合、スマートフォン3台、Macbook Airで使用しているため、ほとんど連続通信状態なので、それくらいしかバッテリーが持っていないが、待機状態や休止状態を上手く活用すれば朝から晩まで普通に持つはずだ。ただ、「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14」よりは短い印象。

au Micro ICC Card(LTE)は電池パックを外したところにスロットがあり、そこに挿し込んで使う。

NAD11の背面カバーを外すとバッテリーとSIMカードも取り外せる

バッテリーとSIMカードのパッケージ


無線LAN初期設定シールは、Androidスマートフォン、タブレット、iPhone/iPadを接続する際にいちいちSSID/パスワードを手入力しなくても済むように用意されたQRコード。このQRコードを読み取るだけで簡単に接続設定ができるようになっているので便利だ。

QRコードを使えば手軽にWi-Fi接続ができる


≪NAD11本体≫

本体サイズは約109×65×8.2mmで、重さは約81g。WiMAX対応ルーターの「URoad-Aero」と同じような薄さ、重さだ。とても軽くて薄いので持ち運びが楽だ。一般的な名刺入れと同じようなサイズだ。やはりサイズとしてはこの程度が理想的だろう。ただし、バッテリー容量はもう少し欲しかった。

ホワイトモデルの前面と背面

薄く軽いので持ち運びしやすい

カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色。どちらも光沢ある表面をしている。ブラックカラーモデルは本当にほとんどブラック一色なので、ちょっと地味かもしれない。

 ブラックモデルとホワイトモデルの比較。※ブラックモデルはモックで、ホワイトモデルが実機です。

このブラックモデルは実機ではなくモックです。 


前面には0.8インチの有機ELディスプレイを搭載し、電波状況、バッテリー残量など様々な情報が表示される。背面はカバーを取り外し可能で、電池パックやSIMカードも取り外せる。

有機ELディスプレイはとても見やすい。ただし、晴天時の屋外など明るい場所では見えにくいので注意が必要。

上面には電源ボタンとSETボタンがあり、電源ボタンはシルバーカラーでデザイン上のワンポイントになっている。下面にはmicroUSB端子。この端子から充電できるほか、USBケーブル接続での通信も可能なのでその際にも使う。

ホワイトモデルとブラックモデルでのボタンのカラーの比較

上面と下面


左側面にはストラップホール、右側面には何もない。

左面にはストラップホール、右面には何もない


とてもシンプルなデザインだ。ちなみにNAD11には「WPS」ボタンは搭載されていないが、実際にはWPSも利用できるので安心してほしい。SETボタンでメニュー項目を開くことでWPS機能を使える。前述のQRコードかWPS機能を使えば、手軽にWi-Fi接続ができるので便利だ。

ちなみに操作はSETボタンで行う。短く押す操作と長押し操作の2種類があり、短く押すときはメニュー送り、設定項目の送りで、長押しが決定だ。Wi-Fiの接続先設定を表示したり、通信モードの変更などの簡単な操作はNAD11本体とSETボタンだけで可能。いちいちスマートフォン向けアプリや設定ツールの「クイック設定Web」にアクセスしなくても本体だけである程度の情報確認と設定ができる。


≪クレードル≫

NAD11には専用クレードル(NAD11PUA)が用意されている。このクレードルは単品での販売はされないので、入手したい方はNAD11購入時にセットで購入する必要があるので注意したい。クレードルのサイズは約117×27×37mmで、重さは約45g。NAD11はクレードルが小型軽量なことも魅力だ。

NAD11をクレードルにセットした状態と外した状態


クレードルのパッケージにはクレードル、取扱説明書のほか、USBケーブル用のフェライトコア(試供品)も同梱されている。

クレードルのパッケージと中身


上面にmicroUSB端子を備えたクレードルポートがあり、NAD11はここに挿す。前面には左から順に「LINKランプ」と「POWERランプ」のLEDがある。背面には左から順に充電用のmicroUSB端子、有線LANポートがある。有線LANポートは1000BASE-T/100BASE-TXに対応している。

 上面にはクレードルポート、前面にはLINKランプとPOWERランプ

左側面と右側面

背面と底面


ちなみに、NAD11本体はUSBケーブルを使っての通信ができる。例えばノートPCのUSB端子にNAD11をUSBケーブルで繋げば、Wi-Fiを使わずに有線での通信が可能だ。しかし、クレードルのmicroUSB端子経由ではUSB通信はできないので注意したい。あくまでNAD11本体のmicroUSB端子との接続なら可能、ということであり、クレードルにセットした状態ではできない。

クレードルの使い道は下記の通り、いくつかある。

・充電スタンドとして使用
・有線LANで使用
・無線LANで使用(ルーターモード)※別にクレードルにセットする必要はない
・ブロードバンド回線を繋ぎ、無線LANで使用(アクセスポイントモード)

充電スタンドとしての使用はそのままの意味で、クレードルを充電用のスタンドとして使うこと。有線LANでの使用は、パソコンの有線LANポートとクレードルの有線LANポートをLANケーブルで接続する使い方。パソコンとNAD11間の通信が有線LANケーブル経由になるので、パソコンとNAD11をWi-Fiで接続するよりも安定した通信が可能だ。この時のインターネットとの接続回線はWiMAX/WiMAX 2+になる。

ルーターモードでの使用はNAD11をクレードルにセットしないで使っている時と同じ状態になる。WiMAX/WiMAX 2+ルーターとして機能しているNAD11にスマートフォンやタブレット、PCなどをWi-Fi接続できる。

最後のブロードバンド回線の使用については、ブロードバンド回線をクレードルの有線LANポートに接続し、NAD11をそのブロードバンド回線のルーターとして使用するもの。この時はWiMAX/WiMAX 2+ルーターではなく、ホームルーターと同じ使い方になる。

家や出張・旅行先のホテルなどで手軽にホームルーター環境を整えたい時に便利だ。

筆者は普段は「URoad-Aero」を使っているが、URoad-Aeroはクレードルがとても大きいので旅先とはいえ中々持っていく気にならなかった。しかし、NAD11のクレードルは小さいので持ち運びに便利だ。

WiMAX 2+はWiMAXと比べて基本的には速いため、エリア及び通信環境にもよるが、家である程度の速度が出るのであれば固定回線代わりに使ってしまってもいいだろう。その時にもクレードルは便利だろう。また、家にまだホームルーターでWi-Fi環境を構築していない方にも便利だろう。クレードルにブロードバンド回線を繋いでおけば、NAD11をセットすればホームルーター代わりになるので便利だ。

いずれにしても、あまり大きな出費ではないのでクレードルセットでの購入がオススメだ。




【情報元、参考リンク】
WiMAX 2+ルーター新製品「NAD11」発表
UQコミュニケーションズ
6月に実施中のWiMAX/WiMAX 2+ルーターに関する各社のキャンペーン/セール内容のまとめ
UQ WiMAXオンラインショップのキャンペーンページ
@nifty WiMAX2+のキャンペーンページ
BIGLOBE WiMAX 2+のキャンペーンページ
GMOとくとくBB WiMAX2+のキャンペーンページ
So-net モバイル WiMAXの紹介ページ

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