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KDDIが4G LTEに対応した災害用大ゾーン基地局を導入

KDDIは5日、大規模災害が発生したときでもより確実に音声通話やデータ通信サービスを提供できるよう、4G LTEに対応した「災害用大ゾーン基地局」を導入したと発表した。

災害用大ゾーン基地局のイメージ

同社は首都圏における大規模災害の対策として、昨年4月から災害用大ゾーンの設置を開始し、2月26日に首都圏エリアをカバーする全10局の設置が完了し、運用を開始した。同社によれば、4G LTEに対応した災害用大ゾーン基地局の導入は国内初ということだ。

この災害用大ゾーン基地局は、通常の基地局とは別に設置されるもので、災害時のみに運用される。

1局あたり半径約7km以上の範囲をカバーすることが可能で、音声通話、3G/4G LTEによるデータ通信も可能だ。さらに、この災害用大ゾーン基地局は、耐震構造の建物や鉄塔に設置され、大規模災害の発生時でも問題なく運用できるよう考慮されている。

加えて、長時間の稼働が可能なバッテリーや複数の伝送路(有線、無線)も配備されている。有線については通信センターとの光ファイバー回線は二重化の措置が採られている。


【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース

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