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Lenovoが第3四半期の決算を発表。10-12月の3か月でスマートフォン・タブレットを計1730万台出荷

レノボ・ジャパンは14日、香港において現地時間13日に発表された中国Lenovoグループの2013-14年第3四半期(2013年10月~12月)の決算概要を日本向けにも改めて発表した。Lenovoの第3四半期の業績の中でポイントとなる事項は主に下記の通り。

YOGA TABLET

・新記録となる3,260万台の出荷台数
・内、スマートフォンとタブレットの出荷台数は計1,730万台
・タブレットについては前年同期比300%超の340万台
・PC市場でシェア18.5%を獲得
・スマートフォンでは世界4位、シェア4.8%
・売上高は108億ドル
・過去最高の税引き前利益、3億2,100万ドル、純利益は2億6,500万ドル


PCについては市場シェアが18.5%となり、3期連続での世界トップベンダーの維持となり、出荷台数は1,530万台。一方、スマートフォンは1,390万台、タブレットは340万台。スマートフォンとタブレットを合わせた台数はPCを上回るものとなり、両カテゴリの製品が大きく伸びている。特にタブレットについては、「YOGA TABLET」シリーズの販売が好調で、前年同期比で300%超の出荷台数となっている。

Lenovoの会長兼CEOであるYang Yuanqing氏は今期の決算について次のように述べている。

「レノボは第3四半期で過去最高の売上高と利益を挙げ、めざましい実績を残しました。強力な戦略の実行、革新的製品、PCプラスのビジネスの成長を土台に、私たちは収益性を向上させるという目標を継続的に達成し、そして、レノボの既存ビジネスの勢いを維持することにも自信を持っています。さらに、最近発表したMotorolaとIBMサーバー買収は、レノボのPCプラスの戦略に完璧にマッチしています。今のところ、私たちの最優先課題は規制認可プロセスへ全面協力することですが、私はそれが終了した翌日から、これらのビジネスが即座にレノボ業務に寄与しはじめること、そしてレノボの長期的かつ継続的な成長の柱として立ち上がってくれると確信しています」

Yang Yuanqing氏が言及したようにLenovoは米GoogleからMotorola Mobilityを買収する。Motorola Mobilityの買収によって、Lenovoグループのスマートフォン、タブレット事業は飛躍的に拡大するものと期待され、この市場においてさらなる存在感を示すことになる。

業績は、売上は前年同期比15%増の108億ドル、売上総利益は同15%増の13億6,000万ドル、売上総利益率は12.6%、税引き前利益は同30%増の3億2100万ドルだ。

現在、レノボ・ジャパンは日本でYOGA TABLET購入者向けにキャッシュバック・キャンペーンを実施している。詳しくはこちらの記事を参照。

【情報元、参考リンク】
レノボ・ジャパン

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