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ドコモ、初のビジネススマートフォン「F-04F」を2014年1月6日に発売へ

NTTドコモ(以下、ドコモ)と富士通は25日、ドコモにとって初となるビジネス向けスマートフォン、「F-04F」を2014年1月6日に全国で発売すると発表した。販売チャネルは全国のドコモ法人営業部門及び全国のドコモショップの法人営業部門となる。また、全てのドコモ取扱店において注文による購入も可能となっている。

F-04E

富士通製端末は以前より指先だけでロックを解除できる「スマート指紋センサー」を搭載し、セキュリティと利便性を兼ねた機能を提供してきた。また、最近の端末では明るく省電力の「WhiteMagic」ディスプレイを搭載している。

このWhiteMagicディスプレイは太陽光下など屋外の明るい場所でも画面をしっかりと見ることができる表示性能を誇っており、外出の多い営業職の方にとっても魅力的なスペックと言える。

また、基本的な電話、メール等の機能を使いやすいよう、専用のユーザーインターフェースである「シンプルホーム」を搭載しているので、それらの機能を咄嗟に使いやすくなっている。一見「らくらくスマートフォン」に似たようなUIだが、メニュー構成が電話、メール、電話帳、dメニュー、メッセージ、メモ、スケジュールなどとなっており、ビジネス向けに使う機会の多い機能が並べられている。また、このシンプルホームはスマートフォンが初めての方でも迷いにくいものと思われる。

さらに、前述したスマート指紋センサーに加え、パスワードを一括管理できるアプリ「パスワードマネージャー」の採用によって、簡単に高度なセキュリティを保つこともできる。

ドコモが提供する法人向けセキュリティサービス「SECURITY for Biz」に対応し、端末管理やVPN、証明書などの機能に対応する。紛失時の遠隔ロックや初期化なども可能だ。また、Microsoft Exchangeサーバとの連携も可能で、このF-04Eからメールやスケジュール、連絡先などをチェックできる。

そして、非常に大きな特徴に、Google Playの利用制限がある。Google Playからのアプリダウンロードが制限されているので、業務外の利用や思わぬ形でのウィルス混入などの危険性を回避することができる。さらに、Google Playを利用しないこともあり、Googleアカウント登録等の設定なしで使うことができる。

他にも自動で通話内容を録音する自動録音機能にも対応しているので、ビジネス上の通話で録音が必要な場合にも対応可能だ。

ドコモはこのF-04Eの発売にあわせて、データ通信を月額2,980円で利用できるパケット定額サービス「Xiパケ・ホーダイ for ビジネス」の提供も開始する。月額2,980円なので、通常の「Xiパケ・ホーダイ ライト」と比較しても1,995円安い料金設定となっている。

Xiパケ・ホーダイ for ビジネスについて

ただし、この「Xiパケ・ホーダイ for ビジネス」では月々のデータ通信量が500MBまでは速度制限なく利用できるが、それを超えると送受信とも最大128kbpsに制限されるので注意したい。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース
富士通/プレスリリース

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