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富士通のらくらくスマホの海外展開が好調。フランス版「STYLISTIC S01」の販売店舗が仏250店舗へ拡大

STYLISTIC S01
富士通は24日、フランスの通信事業者Orangeにおいて販売中のスマートフォン「STYLISTIC S01」の取扱店舗が10月よりフランス全土250店へ拡大されることになったと発表した。

STYLISTIC S01は6月からOrangeで販売開始されたスマートフォンで、ベースは富士通の人気シリーズ「らくらくスマートフォン」だ。富士通は国内で「らくらくホン」シリーズを累計2,000万台販売してきたが、その技術を集結して作ったスマートフォンが「らくらくスマートフォン」シリーズだ。

そして、そのらくらくスマートフォンの海外展開第一弾がフランスのOrange向けということになる。具体的にはらくらくスマートフォン F-12Dがベースとなっている。

らくらくスマートフォンならではのメニュー画面やタッチ操作などの操作性を維持しつつ、フランスのユーザーにも受け入れられやすいカスタマイズが施されている。さらに、Orangeが提供するサービスもプリインストールされている。

STYLISTIC S01は、海外では珍しい防水対応や、らくらくスマートフォンならではの操作性、電話としての受話音の聞きやすさなどが好評だという。

また、専用コミュニティである「Forum」はSTYLISTIC S01のユーザーの約62%が利用しているということで、重要なサービスになっていることが伺える。料理や健康などのテーマに高い関心が寄せられているようだ。この辺りは日本のユーザーと共通の特徴といえるだろう。

富士通及びOrangeは今後もシニア層に向けたビジネスを強化する方針を示している。

過去、国内メーカーのスマートフォンの海外展開では厳しい話が多かったものの、国内でも一定のユーザー数を獲得しているらくらくスマートフォンシリーズは、シリーズならではの独自の魅力を多数備えているだけに、今後もユーザーの拡大を多いに期待できそうだ。

【情報元、参考リンク】
富士通/STYLISTIC S01製品紹介ページ

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