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ソニー、小型ポータブルワイヤレスサーバー「WG-C20」を発表。モバイルバッテリー機能もあり、最大1.5A出力

ソニーは30日、ポータブルワイヤレスサーバーの新モデル「WG-C20」を発表した。WG-C20は、1台でWi-Fi(無線LAN)対応のワイヤレスストレージにも、スマートフォンなどを充電できるUSBモバイルバッテリーにもなる。

WG-C20

特に今回のWG-C20はDC 5.0V、1.5A(最大)での外部給電ができる点が大きな魅力。この高出力によって、スマートフォンだけでなく、タブレットへの給電も可能となる。WG-C20の内蔵バッテリー容量は3,000mAhだ。

USBモバイルバッテリーとしても十分実用的なアイテムとなっている。

さらに、メイン機能となるワイヤレスサーバー機能については、SDカードスロット(SD/SDHC/SDXC対応)を搭載し、カード内のデータへWi-Fi経由でスマートフォンやタブレット、PCなどからアクセスすることができる。アクセスの際はリード/ライトどちらも可能だ。

そして、WG-C20には同時に最大で8台までのWi-Fi機器が接続することができるので、自分のスマートフォンと友人のスマートフォンで別の動画をそれぞれの端末で同時に再生したり、会議などで参加者がそれぞれの端末からWG-C20内の資料を閲覧することなどもできる。

WG-C20はバッテリー駆動で最大10時間までWi-Fi接続による連続再生ができる。

また、NFCを搭載しているため、NFC搭載スマートフォンで利用する場合、「N」マークにかざすだけでWi-Fi接続をすることができる。複数人での同時利用の際などにも便利だ。

そして、注目すべき機能として、「nasne」に録画した番組をHD画質のままWG-C20にワイヤレスおでかけ転送することもできる。これは、スマートフォンやタブレットに専用アプリ「おでかけ転送 for WG series」をインストールし、WG-C20にコンテンツ保護技術SeeQVault対応のmicroSDHCカードを使うことで可能となる。

本体サイズは約71×144×9mmで、重さは約135g。

発売日は10月25日で、市場推定価格は1万円前後。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、パープルの3色だ。デザインから分かるように、スマートフォン「Xperia Z」や「Xperia Z1」と合うカラーバリエーションとなっている。





【情報元、参考リンク】
ソニー/プレスリリース

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