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ドコモ、CEATECで冬春モデルの一部を先行展示へ。他にもインテリジェントグラスや次世代通信5Gも展示

NTTドコモ(以下、ドコモ)は17日、千葉県の幕張メッセで10月1日から5日まで開催される(一般公開日は2日から)「CEATEC」に出展する内容を発表した。今回のCEATECでは、ドコモは新たな企業ビジョン「スマートライフのパートナーへ」の実現に向け、「R&D」「新領域」「New Models」という3つのコーナーで展示ブースを構成する。


まず、「New Models」では、今後発表予定の2013-2014冬春モデルの一部が先行展示される。この中の一部機種については、実際に手に取って触れる形で展示されるということだ。

「R&D」コーナーにおける注目はインテリジェントグラスと次世代移動通信5Gの展示となる。インテリジェントグラスは片目にかけるグラス型のウェアラブル端末。いくつかの機能が利用でき、例えば「手ぶらでムービー」を使えば、スマートフォンの画面をインテリジェントグラスに表示させ、ハンズフリーで動画コンテンツを閲覧することができる。「見るだけインフォ(顔認識)」では顔認識技術を利用し、端末を通じて見た相手の情報を表示することができる。

「見るだけインフォ(文字認識)」機能では、端末を通して見た外国語のメニューや看板が日本語に翻訳されて表示される。また、業務用の一例として、宅配伝票の文字を認識して自動で料金計算された結果を表示できる。

「なんでもインターフェース」では身の回りにあるものをディスプレイやキーボードとして利用した、コンテンツ閲覧や入力操作ができる。「空間インターフェース」では、端末を通して見ている視界に表示される仮想のアイコンやキャラクター等を、あたかも現実の物体を動かすような感覚で操作できる。

そして、5Gについては、LTE-Advancedの次のネットワークとしてドコモが取り組んでいる次世代移動通信で、今回はシミュレーターを用いて、高速・大容量・低遅延を実現する5Gの世界を知ることができる。

「新領域」コーナーでは、「モバイル空間統計」などが展示される。モバイル空間統計というのは、基地局エリア内の携帯電話の位置情報を個人が特定できないように加工し、統計化することで得られる人口統計のこと。

他にも「ヘルスケア」「ショッぷらっと」「ドコモ ドライブネット」「次世代サイクルシェアリングシステム」など、様々な展示が行われる予定だ。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/CEATEC JAPAN 2013スペシャルサイト
NTTドコモ/プレスリリース

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