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BookLive、本の表紙や屋外の建物などをスマホで写すと関連電子書籍を検索・購入できるアプリ「BookLive!カメラ(仮)」を開発

電子書籍ストア「BookLive!」を運営するBookLiveは3日、スマートフォンやタブレットのカメラ機能を利用し、本の表紙を読み込んだり、観光地などの屋外で「街のランドマーク」を読み込むと、関連した書籍をすぐに検索・購入できるアプリ「BookLive!カメラ(仮)」を開発したと発表した。同社はこのアプリを3日から東京ビッグサイトで開催される「東京国際ブックフェア」に出展する。

アプリの利用イメージ

このアプリはBookLiveが保有する書籍データと画像マッチング技術を活用して開発されたもので、従来とは異なる流れで書籍との出会いを提供してくれる。

屋内外の名所旧跡や建物などのランドマークをカメラで読み込むだけで、関連する電子書籍を表示してくれ、すぐに購入できるので、旅行等の際に気になった場所があるときにとても便利だ。

さらに、本の表紙をカメラで読み込むだけで電子書籍を表示してくれ、すぐに購入できる機能も便利だろう。

しかも、同社はこのアプリを使った事業展開として、書店での利用も考えている。

例えば、BookLiveと連携した書店において、店頭で書籍を選び、表紙の画像を読み込み、スマートフォンから電子書籍を購入すると、GPS機能を利用し、電子書籍が購入された書店をBookLiveが特定し、その書店に対してBookLiveから販売手数料が戻される仕組みが考えられる。これにより、書店としては電子書籍販売の売上を得ることができる。また、ユーザーにとっても中身を確認した上で電子書籍を購入できる。

また、書店に在庫がない書籍でも、カタログやポスターに記載された書籍の画像からアプリを経由してBookLiveの電子書籍ストアへ誘導することができる。これにより、在庫切れによる販売機会の損失を軽減でき、電子書籍販売の売上を得られる。

一般リリースされれば、ユーザーにとっては電子書籍を探す際の手間が省ける上、ランドマークに関する書籍などに関しては新たな出会いを得られる可能性があり、便利かつ面白そうだ。

【情報元、参考リンク】
BookLive!

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