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ユビタス、「ジークラウド」を統合したクラウドゲームサービス「ゲームナウ」を提供開始。ストリーミングでプレイ。日本ファルコムの作品14タイトルも配信

クラウドコンピューティング技術を開発・提供するユビタスは30日、クラウドゲーム技術を使ったストリーミング型のゲームサービス「GameNow(ゲームナウ)」を同日より提供開始した。

「英雄伝説 空の軌跡FC」の画面

同社はこれまでLINEによる世界初のクラウドゲームサービス「G CLOUD(ジークラウド)」に技術提供を行ってきたが、今回、ジークラウドの運営もユビタスに移行し、新サービスのゲームナウと統合されることになった。

すでに50万台以上を発売しているNTTドコモ(以下、ドコモ)の端末に搭載されている
ジークラウドのアプリからもゲームナウにアクセス可能となるほか、ジークラウドの既存ユーザーは保存したゲームの記録データをゲームナウの新アカウントへ移行できる。

ゲームナウはクラウドゲーム技術を活かしたサービスであり、ユーザーはインターネットのサーバー上で動作するゲームの画面を、ストリーミングを通じて遠隔操作で遊ぶ形となる。そのため、手元の端末の性能やストレージ容量を気にする必要がなく、十分な速度の出るインターネット回線さえあれば快適にプレイできる。さらに、ゲームアプリのダウンロード、インストールの必要もない。

ゲームナウでは開始当初、日本ファルコムの「イースI/II 完全版」「英雄伝
説III 白き魔女」「英雄伝説VI 空の軌跡FC」をはじめとする歴代の名作5社26タイトルをドコモのAndroidスマートフォン/タブレット9機種向けに提供する。

さらに、日本ファルコムの作品については計14タイトルを毎月連続リリースする予定だ。

また、今後はより多くの機種、他の通信事業者対応、そしてWindows PC/Mac、スマートテレビ、ケーブルテレビ、IPTVなどにも順次対応する予定。

各タイトルは1日、3日、7日、30日の期間レンタルおよび無制限アクセス権を100円から3,999円の価格帯で販売される。支払いはケータイ払い、クレジットカードなどに対応した仮想通貨「ジーコイン」を通じて行う。

タイトルによって価格は異なるが、目安として1日の場合は100円や150円が多く、3日の場合は300円から450円程度、7日の場合650円から980円程度、30日で2970円程度、無制限アクセスが3480円程度だ。

なお、現在はドコモのF-01D、F-05D、L-01D、N-06D、N-04D、SC-01D、SC-03D、SC-03E、SC-06Dに対応している。

【情報元、参考リンク】
Google Play/ゲームナウ

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