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【一条真人的Androidライフ】第15回:防水機能はスマホの標準的機能になるか?

気がつけば、いつの間にか「Phablet」(ファブレット)という言葉ができているようだ。ディスプレイが5インチから7インチ程度のサイズのスマートフォン(以下、スマホ)を指す言葉だそうだ。現在、急速に増えつつある5インチ~6インチのスマホがこのジャンルに分類されることになる。1月初旬に米ラスベガスで開催されたコンシューマ・エレクトロニクス・ショー「2013 International CES」(以下、CES)で登場した「Xperia Z」(ソニー製)などのように、今後トップレベルのパフォーマンスを持つ端末は大型ディスプレイ搭載となりそうな気配なので、ハイパフォーマンス・スマホの1つのジャンルとして確立しそうなイキオイだ。

6.1インチディスプレイ搭載のファーウェイ製「Ascend Mate」と「iPhone 4S」を並べたところ。

また、「iPhone」にしても、今年の半ば頃に今までのラインと異なる5インチ級の大型ディスプレイを搭載したモデルを投入するというウワサがあるので、今後、従来のラインナップと“ハイパフォーマンス大画面”というジャンルがスマホ界で確立する可能性がある。今年はこのスマホのディスプレイサイズによってキャラ付けがより明確になっていくかもしれない。


■意外なポイントで注目を集めたXperia Z

さて、CESにおいても大きく注目を集めたソニーのXperia Zだが、人々が大きく注目したのはクアッドコアCPU、5インチフルHD液晶、高機能カメラなどのハイスペックさに加えて「防水」機能のようだった。コーラやコーヒーをぶっかけたりしてスマホを壊してしまった人々にとってはありがたい機能に違いないのだから無理もない。

防水でインパクトを強めたXperia Z。しかも薄い。

現在、Appleも防水技術を研究していると伝えられており、先に発売されたiPhone 5では防水機能を搭載するというウワサもあったほどなので、次世代機種など、近いうちに防水機能を搭載してくるのは間違いないだろう。世界的に大きなシェアを持つiPhoneが防水機能を搭載すれば、多くのスマートフォンに影響し、防水機能が急速に普及していく可能性もある。

最近では電子基板や表面をナノコーティングすることで防水を実現する技術が登場しており、日本国内でもそれを提供しているメーカーがある。この技術であれば、防水にしてもボディが普通の端末よりもごつくならないで済むので、長い目で見ればスマホの防水の主流はナノコーティングになるかもしれない。

防水機能を搭載すれば、スマホは使用シーンを今まで以上に選ばないカジュアルな存在となることだろう。Xperia Zが国内ケータイで培った防水機能で世界シェアを伸ばし、世界のスマートフォンの歴史にその名を残すことになれば、日本ユーザーにとっては面白いことだ。


記事執筆者プロフィール
一条真人
ITジャーナリスト
Twitter:@ichijomasahjito、Facebook:masahito.ichijo
ブログ:一条真人メモ

クラウドサービスからスマートデバイス、デジタルAVまで、デジタル関連のアイテムが大好き。「ハッカー」(日本文芸社)、「PCプラスワン」(笠倉出版)などパソコン雑誌の編集長を経て、小説なども出版して現在にいたっています。PC、IT関連の本は50冊以上書かせてもらいました。スマートフォンは初代Xperia(あまりに美しいデザイン!)、iPhoneなど数機種使っています。

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