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【新機種レポート】 au版GALAXY新モデルをチェック!4G LTEが使えてサクサクの「GALAXY S III Progre SCL21」

GALAXY S III Progre SCL21
10月17日に行われたKDDI(au)の2012年冬モデルの発表会において、Android 4.0を搭載したスマートフォン「GALAXY S III Progre SCL21」(サムスン電子製)が発表された。

GALAXY S III Progre(SCL21)は、人気のGALAXY S IIIシリーズのau向けモデルだ。既にNTTドコモでは2012年冬モデルとしてクアッドコアのGALAXY S III α(SC-03E)を発表しているが、au向けのGALAXY S III Progre(SCL21)はデュアルコアとなる。

デュアルコアとは言え、既にNTTドコモより2012年夏モデルとして発売されている「GALAXY S III SC-06D」と同じQualcomm MSM8960(1.5GHz)であるため処理能力的には十分高性能である。内蔵のRAMは2GBと大きく、ROMも32GBとこちらも申し分のないスペックとなっている。

ディスプレイのまわりを囲むフレームはガラス部分より張り出しており、
机にディスプレイ面を下にして置いてもガラス面が触れることがない。

ボディーサイズは、約幅71 × 高さ139 × 厚さ9.4mm(最厚部10.1mm)、重さ約141g。角を極限まで落としたデザインによって見た目以上に薄く感じ、そして手に馴染み持ちやすい。ガラス部分は高い強度を誇るCorning社の「Gorilla ガラス2」が使用されている。

光沢のある背面。表面には細かい模様が施されている。

ボディーカラーは、オメガブルーとマーブルホワイトの2色。よく見ると網目のような細かい模様が描かれており、独特の光沢感を演出している。背面にはLEDライトとカメラ、スピーカーがある。カメラは約810万画素のCMOSセンサーを搭載しており、動画はフルHDの解像度での撮影が可能だ。

オメガブルーは前面まで細かい模様が施されている

二色のパーツを曲線的に組み合わせることで薄さを強調しているいるようだ

本体左側面には、ボリュームキー(写真=上)、右側面にはau版だけのストラップホールと電源キーがある(写真=下)。NTTドコモ版とメタリックなフレーム部分のデザインが違い、フレームの外側やや裏面に近い位置にそれぞれのキーがある。

手に馴染みやすいよう、丸くカットされている

本体上面には、ワンセグのアンテナ、イヤフォン端子(写真=上)、底面にはUSB端子がある。防水性能はもっていない。

リアカバー側にはおサイフケータイ(FeliCa)のアンテナが搭載されている

リアカバーを外したところ。バッテリーは2100mAhの大容量タイプが搭載されている。ストラップは、左下の銀色のスピーカーの網目の左にある突起に引っかける。2100mAhのバッテリーとなったことで、連続通話時間約750分、下り最大75Mbpsの4G LTE時の連続待受時間が約280時間、3G連続待受時間が約340時間を実現している。

au版だけストラップホールがある

ホーム画面(写真=左)、ドロワー画面(写真=右)

ホーム画面は「標準モード」と、大きなアイコンランチャーで分かりやすい「簡単モード」が搭載されている。こちらは標準モードのホーム画面。ドロワー画面は横に画面を切り替えるタイプだ。右上に見える「動画」アプリは、動画一覧のサムネイルが動くため内容をすぐに確認できるとともに、GALAXY S III Progre(SCL21)のパワフルさを体感できた。

キーボードは右利き、左利き用に配置できる設定が可能だ

日本語キーボードは、約4.8インチの大画面化(HD SUPER AMOLED)に伴い、使い勝手が考えられた右手持ち/左手持ち用のキーボードが用意されていた。

新機能「スマートアラート」。ホーム画面のウィジェットから簡単にオン/オフできる

ディスプレイを見ている間は画面が消えない「スマートステイ」機能の他に、新たに端末を持ち上げた際に不在着信やメール受信があった場合にバイブで知らせる「スマートアラート」機能が追加となった。

HDRや連写、顔検出による合成機能

HDRや連写(上写真)などに加え、カラーエフェクト機能など多彩なカメラ機能が特徴だ。

展示会場には、GALAXY S III Progre(SCL21)専用のau+ collectionブランドのカバーも展示されていた

GALAXY S III Progreのスペック表パネル

GALAXY S III Progre(SCL21)は、手に馴染む滑らかなフォルムと黒がしっかりと表示される720×1280ドットの有機ELディスプレイ(HD SUPER AMOLED)、そしてサクサク感、滑らかな動作が魅力のスマートフォンだ。

今では数少なくなったが、ホームキーがタッチセンサーではなく、「ボタン」になっている点も注目して欲しいと思う。

(記事:mi2_303

【情報元、参考リンク】
au/GALAXY SIII Progre製品紹介ページ
GAPSIS/KDDI、2012年冬モデルを10機種発表。全機種4G LTE対応。うち8機種は11月2日に一斉発売へ

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