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ソフトバンク、AQUOS PHONE Xx 203SHを発表。クアッドコアCPU搭載、トリプルでの手ぶれ対策、2200mAhのバッテリーなど

AQUOS PHONE Xx 203SH
ソフトバンクモバイル(以下、ソフトバンク)は9日、シャープ製Android(アンドロイド)スマートフォン「AQUOS PHONE Xx 203SH(アクオスフォン・ダブルエックス)」を発表した。

AQUOS PHONE Xxはこの日発表されたラインナップの中では来春モデルにあたり、2013年3月上旬以降に発売予定となっている。

OSにはAndroid 4.1(開発コード「Jelly Bean」)を採用し、プロセッサは米Qualcomm製APQ8064(クアッドコア1.5GHz)。さらに、ディスプレイには「S-CGSilicon液晶システム」によって省電力性能が高い約4.9インチ液晶を採用する。解像度は1280×720だ。

液晶テレビ「AQUOS」で培われた技術を活かした「SVエンジン3」によって、画像調整能力が高く、美しい映像表現が可能。さらに、ディスプレイの特性による色彩の違いを、色空間の国際標準規格であるsRGB基準にあわせてチューニングし、自然な色合いを再現することのできる「ナチュラルカラーモード」も搭載する。

サウンド面では「Dolby Mobile v3」を搭載し、映像表現力の高さと迫力のサウンドによって、エンターテインメントマシンとしても魅力的だ。

ネットワークは同日発表された他の端末と同様に高速通信サービス「SoftBank 4G」に対応し、下り最大76Mbpsでのデータ通信が可能だ。高速CPUと合わさり、快適な速度でのウェブブラウジングなどが楽しめるものと期待される。なお、発表会では動作するデモ機の展示はなかったため、現時点では実機でのレスポンスは確認できていない。

また、カメラも非常にハイスペックだ。有効画素数約1630万画素CMOSカメラを採用し、CMOSセンサーは裏面照射型だ。暗い場所でも明るくノイズの少ない映像を残すことが可能な上、強力な手ぶれ対策機能を備える。

まず、「光学式の手ぶれ補正」を持つ。これは光学式のため、画質を落とすことなく、手ぶれを補正してくれる。さらに、ISO感度と露光時間の調整でシャッターの高速化をはかり、手ぶれを抑制する「電子式手ぶれ軽減」機能がある。そして、声をかけるだけでシャッターを切ることのできる「Voice Shot」機能を使うことで、より安定した状態でシャッターを切れるので、結果的に手ぶれを抑制できる。

この3つの手ぶれ対策はAQUOS PHONE Xxの魅力の一つだ。

気になる国内定番機能もそつなくサポートする。ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイに対応し、IPX5/IPX7相当の防水、IP5X相当の防塵性能を備える。さらに、おサイフケータイに加えて、NFCにも対応する。

バッテリー容量は2,200mAhで、本体サイズは現時点では未定。重さも現時点では未定だ。カラーラインナップはアーバンブラック、ホワイト、ブルー、レッドの4色展開となっている。

なお、後ほど、発表会場で展示されていたモックの紹介記事を公開する予定だ。

【情報元、参考リンク】
ソフトバンクモバイル/AQUOS PHONE Xx 203SHプレスリリース

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