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JR東日本、スマホ向けWi-Fi情報配信サービス実験「山手線 トレインネット」をいよいよ4日より開始へ。スマホで車内情報などをチェック

東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)は4日よりスマートフォン向けの、Wi-Fiベースの情報配信サービス実験「山手線 トレインネット」を提供開始する。JR東日本は本件に関する最初のアナウンスを9月6日に行い、iPhone/Android(アンドロイド)向けの専用アプリ、専用サイトを用意するなどの準備に取り組んできた。また、山手線の1編成には、JR東日本フロンティアサービス研究所が開発した、「車両内でのパーソナルな情報配信システム“infoPiC”」が設置される。

Android向けアプリ「トレインネット」

infoPiCは、「Information Providing System for Individual Customers」の略から名付けられたもので、乗客が持つスマートフォンなどのモバイル端末に対して情報提供を行うシステム。車内には、サーバ、Wi-Fiアクセスポイントが設定され、Wi-Fi対応スマートフォン向けに情報配信される。

まずは実験として1編成のみにしかinfoPiCは設置されない。そのため、山手線 トレインネットを試すことのできる編成は1編成のみということだ。山手線の編成は多いので、乗り合わせるには運次第となりそうだが、JR東日本は公式サイト上で、実験車両の現在位置を表示する措置を採る。それを参照することで、実験車両に乗り合わせることが可能だ。

また、実際に実験車両がホームに来た際に、外側から確認するすべもある。車体側面に「山手線トレインネット」のロゴが掲載されるので、それを探してみよう。加えて、車内には実験内容に関する紹介ポスターも貼られるので、運よく乗り合わせた際に自分が実験車両にいることも確認できる。

利用できる端末はAndroid 2.1~2.3.xのOSが搭載されたAndroidスマートフォンと、iOS4.3.x以降のiPhone4/3GS。

各端末のWi-Fi設定から「Trainnet」と名付けられたアクセスポイントに接続すれば利用できる。パスワードは不要。アプリを事前ダウンロードしておけば、Wi-Fi設定後、URLを入力する手間なく情報配信サイトへアクセスできる。

山手線 トレインネットでは、現在位置に応じた運行関連情報や沿線情報のほか、駅の情報、乗換案内、車内状況、ニュースやコミック・小説、動画など様々な情報が提供される見込み。

気になる方は事前にアプリをダウンロードしておこう。

【情報元、参考リンク】
山手線 トレインネット公式サイト
Android Market/トレインネット

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